epic20 「フォーリンラブ・ゴセイジャー」
やっぱり「ゴセイジャー」というか戦隊は、こういう話が似合う。
恋心という身近な素材と、それを腐らせて喰うという荒唐無稽な怪人。その影響を受けそうなゲストに世話を焼き、世話を焼いたことが勝利へ何となくつながる。
このユルさがよろしい。
護星天使ならではのボケは少々弱めだったものの、根拠が的外れなアドバイスが意外に的確に響いたりと、淡めなギャグが織り込まれていて、ゴセイジャーのキャラクターを「天使」たらしめているのは好感触でした。
ゴセイジャー達が「恋」の何たるかを知っているのかどうかは、途中から有耶無耶になってしまい、結局「恋」をめぐる反応は何が何だか分からなくなってしまっていて、そこら辺の完成度は著しく損なわれていますが、まぁこれだけユルい話ならば許容できる範囲でしょう。
今回のゴセイナイトの使い方は、なかなか良かったと思います。
相変わらず強すぎるキャラクターではあるのですが、ゴセイジャーが突っ立って見ているという、ナンセンスな構図が極力廃されています。モネが「氷の心」だと評するあたりも、ちゃんとゴセイナイトのポジションを確保しているからこそで、急にくだけて打ち解けるなんていう愚を犯さない処に、非常に安心感を覚えました。
シャイな男子高校生・拓也と、アクティヴで可憐なイメージの女子高校生・みずきの対比は、それこそ一昔前のTVドラマのような状態ですけど、これはこれで時代錯誤な感じを覚えないのは、こういったテーマに普遍性があるからでしょう。というより、意外と最近の高校生事情はこんな感じなのかも知れませんね。私の周囲に高校生が居ないので、よく分かりませんけど。
というわけで、メインの流れより挿話の方が俄然面白いという状態になっていますが、その辺りについて言及してみましょう。
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