BT-19 バイナルテック・ブルーストリーク

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サイバトロン 射撃手 ブルーストリーク feat. スバル インプレッサWRX
CYBERTRON GUNNER BLUESTREAK feat. SUBARU IMPREZA WRX
AUTOBOT GUNNER BLUESTREAK (US ORIGINAL)

 実写版映画アイテムや「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズの好評を得てか、バイナルテックがまさかの復活を果たした。復活第一弾としてアナウンスされたのは、このブルーストリークとアージェント マイスターであった。

 このブルーストリークは、BT-03 ストリークのリカラーバージョンであるが、ステアリング連動機構はマグネットではなくロック式に変更されている。2003年式インプレッサWRXの代表カラーであるWRブルー・マイカを採用し、ナンバープレートを展示車仕様とすることで、より実車イメージの再限度を上げている。何にしろ、ダイキャストを多用したバイナルテック復活には素直に喝采を贈らねばなるまい。

 そのカラーから図らずもオリジナルの英名である「Bluestreak」を踏襲することとなったが、さらにその英名のオリジンとされるダイアクロンのフェアレディZ(ブルーとシルバーのツートンカラー)のイメージにも、ある程度近似する印象となった。逆にオリジナルアニメ版からは完全にイメージを異にしている。深い興味のない者から見ると、BT-01 スモークスクリーンと殆ど同じに見えてしまうのはご愛敬。

 心配された金型劣化や精度低下は、個体差をある程度度外視して言うならば、さほど心配に値しないレベルであり、むしろインプレッサモデルの完成度の高さを存分に味わえるものと言える。また、塗装の精度もアスタリスク時代より相当気遣われている印象だ。

 残念なのは、キャラクターカードと豪華な取扱説明書がオミットされたことである。ただし、ストーリーに関してはパッケージにてフォローされている。新たな段階に突入したストーリーであるが、かなり難解なものとなった。

ブルーストリーク 01

 バイナルテック復活第一弾は、BTの元祖であるインプレッサモデルを採用。BT-03 ストリークをブルーにリカラーしたものだ。

ブルーストリーク 02

 ストリークの頭部を、ダイアクロンにおけるフェアレディZのブルー&シルバーモデルの頭部カラー準拠に。

ブルーストリーク 03

 インプレッサモデル共通の武器。インタークーラー部が銃(イオン電荷伝播ライフル)となる。カラーはBT-01 スモークスクリーンと同じ。

ブルーストリーク 04

 ストリークから基本的に仕様は変更されていない為、伝統の関節可動は健在だ。カラーリングの印象は、ほぼスモークスクリーンだ。

ブルーストリーク 05

 トランスフォーム!

ブルーストリーク 06

 前方に倒れこむような姿勢で、ボンネット部が変形。

ブルーストリーク 07

 腕部が収納され、脚部の変形が開始。

ブルーストリーク 08

 後部が徐々にたたまれていく。

ブルーストリーク 09

 カーモード完成。

ブルーストリーク 10

 カーモードになると、やはりスモークスクリーンとは印象がかなり異なる。ストリークに比べ、ナンバープレートの効果か、より実車に近似した印象。

ブルーストリーク 11

 ボンネット、トランク、各ドアの開閉も健在。

ブルーストリーク 12

 銃(イオン電荷伝播ライフル)が変形し、インタークーラー部を形成。ステアリングの左右連動可動は機構が変更された。

ブルーストリーク 13

 内装の変更はない。センターパネルやシートの一部は、ストリークと同じパターンで塗装されている。

ブルーストリーク 14

 リアパース。リアグラスの電熱線モールドも保たれた。