BT-20 バイナルテック・アージェント マイスター

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サイバトロン 副官 アージェント マイスター feat. マツダ RX-8 MAZDASPEED Version II
CYBERTRON SPECIAL OPERATIONS AGENT ARGENT MEISTER feat. MAZDA RX-8 MAZDASPEED Version II
AUTOBOT SPECIAL OPERATIONS AGENT JAZZ (US ORIGINAL)

 突如復活を果たしたバイナルテック。第一弾リリースはブルーストリークとこのアージェント マイスターとなった。

 「アージェント マイスター」とはマイスター副官その人であるが、実写映画版ジャズのカラーリングをイメージし、銀色(Argent)で塗装されることとなった。また、BT-08 マイスターの単純なリカラーバージョンではなく、BT-13 レーザーウェーブのボディを採用、つまりマツダスピード・バージョンとし、パワーアップを端的に表現した。

 本体パーツ自体、レーザーウェーブからの変更は見られず、完成度の高いRX-8モデルを堪能できる。マイスターヘッドに関しても殆ど変更はないが、ややバイザーの塗装が濃い。全体的に、BT-08 マイスターの印象から特に飛躍してはおらず、順当なカラーバリエーションの一つととらえても差し支えない。

 元々機構がタイトにまとまっているRX-8モデルだけあって、懸念された精度の低下は殆ど感じられない。「サンライトシルバーメタリック」の再限度は高く、実写映画版ジャズとの近似性も嬉しいものがある。ただし、軟質素材で構成される武器に関しては、やや劣化の度合いが高くなっているようだ。

 同時発売のブルーストリークと同様、キャラクターカードと豪華な取扱説明書がオミットされているのは残念。しかしながら、RX-8モデルの充実度を再確認するには充分すぎるアイテムである。過去の商品が入手困難となった現在、バイナルテックの何たるかを体感するに最適だ。

アージェント マイスター 01

 マイスター副官が、眩いシルバーボディにて復活。実写映画版ジャズのカラーイメージを投影している。

アージェント マイスター 02

 かつてのバイナルテック・マイスターと同一の頭部だが、胸部はエアロの巨大化によって印象をかなり変えている。

アージェント マイスター 03

 銃(フォトンライフル)を所持。マフラーユニットの変形であり、RX-8モデル共通の機構だ。

アージェント マイスター 04

 定評あるRX-8モデルの関節可動は勿論健在だ。

アージェント マイスター 05

 トランスフォーム!

アージェント マイスター 06

 頭部と腕部が収納される。旧作アニメのように前に倒れこむようなポーズにして撮影。

アージェント マイスター 07

 腰、脚部が複雑な動きで回転し、車体後部を形成してゆく。

アージェント マイスター 08

 両脚部がたたまれ、車体前部も変形が終了。

アージェント マイスター 09

 カーモード完成。

アージェント マイスター 10

 マツダスピード・バージョンの特徴である、大開口エアインテークが、シルバーのカラーリングを得てより映える。

アージェント マイスター 11

 ボンネットや各ドア、トランクが開閉。RX-8最大の特徴の一つである観音開きドアを再現。ステアリング左右連動機構は、ブルーストリークとは異なり変更はない。

アージェント マイスター 12

 銃(フォトンライフル)が変形し、マフラーを形成。マツダのエンブレムが分割されないパーツ構成にも変更はない。

アージェント マイスター 13

 内装の再現度は不足なく保持されている。このあたりの充実度がバイナルテックの美点だ。

アージェント マイスター 14

 リアパース。展示車用のナンバープレートを初めて再現することとなった。その為か、実写再現度は過去アイテム以上の印象となった。