ルーツ

 臨獣クレーン拳の使い手で、空中戦を得意とする飛翔拳の一人。空の拳魔カタの親衛隊である。

 飛行スピードは非常に速く、また空中に留まることも自在。空中のみならず、地上でもエレガントな技を繰り出して相手を翻弄する。

 獣人態は鶴の頭を胸部に配し、白と青の羽毛を纏ったような姿。ラスカとは対象的に右肩に翼を生やしている。

 少々ナルシストの節があり、「オネエ言葉(のような幼児的な話し方)」を好んで使う。基本的に飽きっぽい性格のようだ。メレ曰く「変態っぽい」。

 ラスカを失ってからは、憎しみと復讐の権化となり、ラスカの腐蝕盤刀を振るう。また、言動もいささか粗暴になった。(声:松野太紀)

登場

 修行その13「シンシン!精霊の舞い」

 修行その14「ネツネツ!技を捨てろ」

 修行その15「ホワホワ!ママ業」

臨獣クレーン拳

 鶴をモチーフとし、空中戦を得意とする臨獣拳。

クレーン剣・鶴脚尖剣
 臨獣クレーン拳で用いる、二刀流の細い短剣。
鼓動戻し
 人間が刻んできた「鼓動」を玉状にして抜き去って巻き戻し、相手を若返らせてしまうリンギ。玉状の「鼓動」を戻せば、元に戻る。
丹頂脚
 空中で片足を上げて高速回転し、臨気を高めたところで急降下、連続で強力な回転蹴りを放つリンギ。
解説

 飛翔拳の片割れとして、分かりやすく片側のみに翼を持ち、白いカラーリングをとっている。

 ラスカが髑髏を思わせるマスクで「死」のイメージを体現している(それはカラスのイメージの一つかも知れない)のに対し、宇宙人的なマスクを持ち、ある種の美しさすら感じさせる。

 「オネエ言葉」は松野太紀氏の独壇場?