飛翔拳

 臨獣拳の中でも、空中戦を得意とする流儀を指す。

 臨獣クレーン拳のルーツ、臨獣クロー拳のラスカで構成され、空の拳魔カタに仕える親衛隊を名乗る。

 絶妙なコンビネーションで、強力な合体技を使い、人々の悲鳴と絶望をイカズチに変えて溜め込み、一気に落とすことで街を滅ぼそうとする。

飛翔拳

 臨獣クレーン拳と臨獣クロー拳の力を合わせて、数々のリンギを放つ。

邪悪輪遇
 2人で互いに敵を挟むようにして立ち、獣人態の無数の羽手裏剣を、超高速でパスしながら敵に打ち込むリンギ。
破死兜丹頂脚
 2体で空中で輪を描くように高速回転し、臨気を高めたところで一斉に急降下、強力な蹴りを放つリンギ。
解説

 五毒拳に続く、臨獣拳の「流儀」。このようにカテゴライズされているところも、カンフー映画的な面白さに満ちている。

 ルーツとラスカ、2体で対象的なデザインになっており、また空中戦を得意とするという特徴から、五毒拳よりも強固な統一性が感じられる。