ヒキガネバンキ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 ドックーゴ親分の依頼でぷーこりんを誘拐すべく、ケガレシアによって作り出された害水目蛮機獣。

 全身が銃器で構成され、その射撃能力は異常なまでに高い。どことなく西部劇に登場するゴロツキを思わせる風貌も特徴。連射能力、目標捕捉能力、射撃の正確さなど、どれをとっても一級で、4人編成のゴーオンジャーを圧倒する実力を持つ。また、催眠弾発射能力も持ち合わせる。害水目故の能力も持ち合わせており、脚部から発する水流によって空を飛んだり、腕部の砲塔から水流を発射して攻撃できる。

 結局、ぷーこりんの件はドックーゴ自らが動き始めた為、ドックーゴの子分と称して連以外のゴーオンジャーを攻撃することに。4人相手では圧倒的に有利な戦況であったものの、連が合流した5人編成のゴーオンジャーの気合の前に敗れ去った。

 「~ガネ」を語尾に付けて喋り、「キキキ」と笑う。何故か名古屋弁を意識した口調となっている。

 断末魔の叫びは「ドラゴンズの連続日本一、見たかったがね~」で、爆発の後に名古屋城のイメージを空中に投影している。(演:内匠靖明)

ヒキガネジャンプ

 ただの飛び降り。

ウォーターマグナム

 腕部砲塔から強力な水流を発射、命中すれば衝撃で電撃が走る。

登場

GP-13「侠気マンタン」

解説

 凄まじく強いのだが、何故か親の依頼で娘をさらうという、妙に損な役回りに甘んじて笑いを誘った蛮機獣。

 連射能力を描写する為にふんだんに合成シーンが作られ、その強さを印象付けたが、ストーリー上その強さが殆どスベってしまっているという、何とも素晴らしい役回りが印象的だ。

 声を担当した内匠靖明氏は、前作「獣拳戦隊ゲキレンジャー」でもチョウダ役でデフォルメされた名古屋弁を披露。今回は断末魔にドラゴンズについて言及したり、わざわざ名古屋城を描き出すなど、「名古屋」を殊更強調していて可笑しい。