ドックーゴ親分

 とある星の極道一家の八代目親分。宇宙人ではあるが、何故かその出で立ちや言動、精神は日本における仁侠道そのものである。下戸であり、一滴もお酒が飲めない。刀を抜いた時の実力は凄まじく、ヒキガネバンキの発射する弾丸をすべて両断してしまった。

 一人娘であるぷーこりんに後を継がせようとしたが逃げ出されてしまい、連れ戻す為にガイアークと手を組んだ。その報酬は金でも武器でも好きなだけ渡すというもの。

 ぷーこりんを守ろうとする連に、男と男の勝負を持ちかけられる。丁半ではド迫力でサイコロをビビらせて勝利。続く花札タワー下のシルク製クロス引き勝負では、逆に花札がビビって敗退。最後は真剣で切り結ぶという勝負に持ち込むが、連を圧倒したところでぷーこりんに阻止され、啖呵を切られることに。

 結局は娘・ぷーこりんが九代目襲名を果たし、めでたしめでたし(?)で宇宙へと帰って行った。(演:菅田俊)

登場

GP-13「侠気マンタン」

解説

 ヤクザ映画のパロディが超絶に楽しい一編を彩るのは、数々の舞台や映画、テレビドラマでその強面を披露し魅了してきた菅田俊氏。

 勿論、特撮ファンにも馴染み深い菅田氏。「仮面ライダーZX」こと村雨良、「特捜ロボジャンパーソン」の宿敵ビルゴルディ・帯刀が特に印象深い。その強面からヤクザの役も多いが、今回のようなコメディも非常に巧く、その両方をブレンドしたドックーゴは、菅田氏の魅力を存分に発現したキャラクターであると言えよう。