基本的にクレジットで役名がプリントされたキャラクターを紹介。
]]> ナレーター ]]>地上人による環境汚染がオゾン層の破壊を招いたことで、有害な放射線が地下まで降り注ぐこととなり、地底文明は崩壊の危機を迎えた。デロスが自らの保護をバーサークシステムを命じたところ、バーサークシステムの活動は地上の破壊に繋がるものとなった。
カイトがミズキを懸命に蘇生させた姿を目の当たりにし、地上人類の可能性を見出したデロスは、バーサークシステムの始動を悔いるが、時既に遅かった。
ウルトラマンマックスによってバーサークシステムが停止したのを見届けたデロスは、来る地上の環境回復まで眠りに就くこととなった。(演:シェリー・スウェニー)
]]> 第39話 つかみとれ!未来に登場。事件の当事者が前編には登場せず、後編に登場するという変則的な演出がなされた異色キャラクター。
前編ではバーサークシステムを通じてメッセージを発することで、その目的意識の絶対性を印象付け、後編では女性の姿・声でその後悔と共に人間性を印象付けるという、非常に効果的な演出が光る。
最終回が侵略モノではないという点が、ウルトラシリーズにおけるマックスの立ち位置を思わせて面白い。
]]>ミズキが幼い頃読んだ「星座泥棒」という絵本の作者であり、ミズキの星空への憧れのきっかけとも言える人物。
ケプルスを召喚して星空の輝きを守ろうとし、ミズキを「天球界」の外の世界へ誘うが、ミズキの強い意志を感じ、天空の扉の向こうへ去っていった。サトン星人そのものかどうかは判然としない。(演:萩原流行)
]]> 第37話 星座泥棒に登場。萩原流行氏の淡々とした台詞回しと、それに反した温かみある表情により、ファンタジーを標榜したエピソードに相応しいキャラクターとして登場。サトン星人としての「正体」が描かれなくとも、宇宙人かも知れないという雰囲気を漂わせているのはさすがと言えよう。
ウルトラでは、いわゆる正体バレのない宇宙人(?)が非常に珍しい。乱暴な言い方をすれば、着ぐるみ特撮がウリのウルトラシリーズであるが、あえて主流の手法を裏切って陳腐なファンタジー噺に堕さない努力を見せた制作姿勢には脱帽だ。
]]>しかし、その計画を知ったシャマー星人によって自宅の地下室に幽閉され、名を語られてしまう。後に無事保護された。(演:渡来敏之)
]]> 第36話 イジゲンセカイに登場。シャマー星人の変身体があまりにも強烈で、四谷博士とシャマー星人が完全に印象の上で同化してしまっているため、どうも四谷博士本人というキャラクターの想像がつかない。
そこがまた笑いを誘う。実は四谷博士本人は全く画面に登場していない。
]]>頭の回転がはやく、怪獣の食べ物についてDASHに訊いてみることを提案したり、なぜそんな質問をしたのかと尋ねられて、学校の宿題だと答えたりして、弟をしっかりサポート。頼りになる優しいお姉ちゃんだ。(演:清水萌々子)
]]> 第35話 M32星雲のアダムとイブに登場。弟の宇宙とは、理想的な姉弟関係が描かれており、まさに本エピソードの「優しさ」を体現するにうってつけのキャラクターだった。
エピローグの、宵の明星を見上げる2人の後姿が印象的。
]]>ホップホップ覚醒後は、幼い怪獣を引き合わせようと、姉の希望と共に奮闘する。(演:小林翼)
]]> 第35話 M32星雲のアダムとイブに登場。ウルトラシリーズに登場する子供らしいキャラクター造形で、思わず嬉しくなる少年。大人を信頼しているが、全面的には大人には頼らないという、したたかな子供らしい自信を見せる少年キャラクターは、シリーズ中随所に登場する。
すぐに思いつく代表的なキャラとしては、ウルトラマンに登場したホシノ君の、特に初期登場編におけるポジション。
]]>地球人類は、その脅威に如何に立ち向かうのか!?
]]> チェックポイント!今回は過去に登場したスター怪獣が大挙登場する。コスモスでもスター級怪獣が装いも新たに登場した経緯があるが、それらはリメイクされた別個体(別種)であった。マックスには、そのまま登場するとあって、あらゆる意味で注目されている。
]]>タイニーバルタンによって、紙飛行機が無限運動に誘われるのを見て、その感慨をより深めた。(特別出演:毒蝮三太夫)
]]> 第33話 ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学に登場。本シリーズでは、科学特捜隊のメンバーはUDFの要人として出演しているが、毒蝮氏だけは、何と役名すらない「老人」! しかも特別出演である。つまり、毒蝮氏でなければ役柄が成立しないキャラクターというわけではなく、本当にカメオ出演に近い形での登場だ。
しかしながら、紙飛行機の一連のシーンでは、毒蝮氏ならではの温かい雰囲気が漂い、やはり特有の感慨を受ける。出来れば、他のメンバー諸氏のように要人として出演していただきたかったが、これはこれで、印象的なキャラクターであった。
]]>ウルトラマンマックスを倒す為の戦力データが与えられており、マックスのあらゆる攻撃を無力化する。眼球状の部分から破壊光線を発し、身体後部にある第二の頭部にマックスを磔にした。
復活したマックスによってギガバーサークは崩壊、それと共に全世界のバーサークシステムは停止した。
]]> 第39話 つかみとれ!未来に登場。最終回に相応しい超巨大な体躯、機械獣であることと最終決戦用の怪獣であることの両立を果たすデザイン、一見して奇怪な身体構造。
あらゆる要素を貪欲に取り入れた姿は、まさに圧巻。ウルトラマンを磔にしてしまう描写はウルトラシリーズに散見されるが、自らの身体に磔にしてしまうところが新しい。
]]>タイニーバルタンによって引き起こされる不思議な事件に、勉少年と共に翻弄される。
町の駐在さんとして、人々から信頼される人柄を持つ。なお、左手に警察官らしからぬ大きな指輪をしている。(演:真夏竜)
]]> 第33話 ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学に登場。第34話 ようこそ!地球へ 後編 さらば!バルタン星人に登場。
ウルトラマンレオ・おゝとりゲン役の真夏氏が、マックスに登場! シリーズの主役俳優は、黒部氏、森次氏に続いて3人目となる。
おゝとりゲン役の当時は、そのギラついた眼差しが印象的だったが、いい意味で角が取れ、少年を温かく見守る大人の存在としての役柄が非常に似合っている。
ゲンを思わせる「遊び」は、左手の指輪! 「獅子の瞳(レオリング)」のような形状をした、かなり目立つ装飾で、ファンをニヤリとさせてくれた。
]]>同じ地球に存在する文明である地上文明が、地球の環境を汚染してオゾン層を破壊、それによって有害放射線が地下にまで降り注ぐ結果となった。滅び行くデロスはそれを阻止すべく、地上の経済活動を停止するよう勧告した。
阿修羅像のごとく、3面には無表情、泣き、笑いが刻まれている。
]]> 第38話 地上壊滅の序曲に登場。突如、街のいたるところに置かれている恐ろしさ。このオブジェの特質はそこにあるだろう。異なる表情を持つ3面を構えたその形態は、古代遺跡の発掘品のような優雅さをも湛えている。
あえて動かざるモノとして設定されたところが面白く、地底文明の高度さを醸し出している。
]]>タイニーバルタンによって引き起こされる不思議な現象を目撃し、DASHに通報するものの、DASHが到着したころには現象が終息するために、ウソツキ呼ばわりされてしまう。
タイニーバルタンと出会い、彼女の真意をDASHに伝えるべく、行動を共にする。(演:池田晃信)
]]> 第33話 ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学に登場。往年のウルトラシリーズを思わせる風景にマッチしたキャラクター。ウルトラシリーズでは、その事件の特異性からウソツキ呼ばわりされる少年が散見されるが、今回は「信じてもらえない」ことがストーリーの中心にならないのが目新しいところ。
ウソツキと呼ばれても、あまり気にしていないかのような行動の明るさが印象的だ。そういう意味では、最も初期ウルトラに近い少年像と言えそうだ。
]]>カイトを軽く持ち上げてしまう強力な腕が武器。
]]> 第38話 地上壊滅の序曲に登場。意思を持たず、目的のみを有するロボット。それはSFではお馴染みの設定である。
ウルトラシリーズにおいては、ウルトラセブン・第17話「地底GO! GO! GO!」に登場するロボット・ユートムにコンセプトの近似が見られる。謎の地底文明、徘徊するロボット。第38話には、背景的にも「地底GO! GO! GO!」との共通点が見られる。
]]>「徹底討論・怪獣は何故現れるのか?」という番組。生放送である必然性のない内容とは思われるが、局アナ・人見の存在感でなかなかリアルな番組収録風景を創出。
同時に何となく胡散臭い感じも醸し出され、メタフィクション展開の魅力を支えた。
]]>実はウルトラマンマックスの戦力を分析しており、オートマトンに情報を送っていたものと思われる。
]]> 第38話 地上壊滅の序曲に登場。古代文明の装飾品の要素を配した、ある種オリエンタルな雰囲気を持ったデザイン。
その攻撃方法の描写などから見ると、ウルトラシリーズ内でも有数のロボットらしいキャラクターとして完成している。優れた造形技術も、それを後押ししているようだ。
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