epic40 「ストロング・アラタ」

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 前後編扱いエピソードの後編ということで、かなりテンポも早く、アクションで押して来た印象です。

 サブタイトルの「ストロング・アラタ」ですが、文字通り「強いアラタ」というわけでもなく、こちらは割と中途半端な感じ。ただ、過去へのタイムスリップに与えられた理屈からすれば、まぁ、あの処理で問題なかったのかも知れません。

 前回と同じく、過去編の細かい描写はかなり秀逸で、見た目は勿論、セリフにもそれぞれこだわりが感じられて好印象でした。しかし、やっぱりタイムスリップモノとしては、メチャクチャというか、それでいいのか的な…。

 ここはやっぱり、アラタが過去の自分の意識と置き換わるという展開ではなく、あくまで自分自身が過去へ行った方が盛り上がったんじゃないかと思うんですけどねぇ。

 最近、テレビで見た物に関してグダグダ言うのも疲れてきたので(って毎年言ってますが)、今回も短めで。

epic39 「エピック・ゼロ」

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 ブレドラン復活!

 ブレドRUNと名を変え、姿を変え…。護星天使への怨恨を晴らす為に。

 と言えばカッコイイですが、すこぶる微妙なお話。シリーズでは大変珍しい前後編の構成なのはインパクトがありますが、前後編の前編としては、あんまり引っ掛かりもなく、ダラーッと話が進行していく感じです。

 せっかくブレドRUNが復活したにも関わらず、彼自身の意思が奪われているという設定もあって、没個性である上、顔面を見なければ誰だか分からない状態も悲しい。後々、ブレドRUNがちゃんと生かされなかったら、激怒必至ですな、これは。

 そんなわけで続きの方をどうぞ。

epic38 「アリスVSゴセイナイト」

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 いやはや結構真面目な話でしたが、面白かったのではないでしょうか。

 マトリンティス編のこんな初盤に、いきなり幹部級のメタルAを戦わせて、しかも敗退させるとは。なかなか思い切った事をしたものです。

 しかも、前回までで繰り広げられた、ゴセイナイトとの会話を因縁と捉え直して縦糸とするなど、「ゴセイジャー」の中ではとりわけ巧さが感じられる構成。そこに、やはりゴセイナイトとの関係性を深化させている望を絡ませ、ゴセイナイト単独のドラマとしても成立させているのは、いい感じです。

 ゴセイナイトの人間に関する理解度は、まだまだゴセイジャー達に及ばないものの、マスターヘッドという精神的なアイコンを失った今、ゴセイナイトこそがゴセイジャーを導く存在を担っている感があり、今回はその辺りの関係をピックアップして、違和感のない程度に具体化していたように思います。

 一方で、天知博士の奥方である「裕子さん」の存在が初めて紹介されます。

 望には母親の存在が希薄に感じられる(というより、自身のキャラクターの輪郭がボヤケている)為、「天知家のお母さん」の存在が関心を寄せられる機会も少なかったのですが、漠然と、離婚か死別かといったバックグラウンドを想像させていました。

 しかし今回、はっきりと「多忙な人」という説明によって存在が確認された事により、これからのストーリーテリングに影響する可能性もあります。

 でも、やや唐突だなぁ…。

 極めて私事ですが、行事が色々とあって疲労気味なので、続きの方はちょい短文で。

epic37 「エキサイト・モネ」

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 モネがメインの回は、実はあんまり印象に残らない回も多いような気がしますが、今回は別。はっきり「ヒロインをフィーチュアして遊ぶ」というコンセプトが現れており、その華やかさだけでも一見の価値ありです。

 ほぼ戦隊の「ユニフォーム制」が定着してから、普段着になるだけでも「オッ」と思わせる効果があるのですが、今回は割と七変化に近いコスプレ回としても成立。といっても、七変化モノの定番である「敵を翻弄する」パターンは一切踏襲されず、単に天知天文研究所内だけでのコスプレであり、その意味では異色でしょう。

 コスプレ自体もさることながら、望や周囲の小道具まで凝って用意されているのには笑えます。完全にギャグ編としての要素を導入しているわけです。ここは、はっきりナンセンス・コメディとして楽しむべきですね。

 こんな感じで、モネ回として十分な魅力を持ったエピソードなのですが、話の作り自体は結構雑。

 最初にマトリンティスが出現してモネにブレスレットを渡す際、データスが反応をキャッチ出来なかったのは、メンテナンス中だったという理由付けに感心し、ゴセイナイトが何事にも動じない精神の持ち主である事を自然に描写するシーンに感激しつつも、肝心のモネが何故達観に至ったのかが、と~っても不明瞭に見えてしまうのです。

 その辺りの詳細も含めて、続きの方で。

epic36 「走れ、アグリ!」

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 前回はコミカルで面白かったけれど、今回は割とマジメで面白い。これは良いお話。

 メインはアグリ。両極端なハイドとアグリを比べると、ハイドがメインの回は、ハイドがギャグ要員的にいじられるパターンが多いのに対し、アグリは割と正統派の話が多い印象があります。

 この両者の違いは、単にキャラクターイメージを壊した処に笑いが生じるかの違いです。アグリは元々猪突猛進気味のキャラクターであり、違ったイメージを作ろうとすれば、やけに臆病で慎重な内面を炙り出すしかない。しかし、アグリにそんな内面はないので、笑いのとりようがないわけです。

 そんな中、アグリの奮闘振りを真面目に描きつつ、特訓シーン等で笑いをとったのは偉い!素晴らしいです。

 天装術の奇想天外な効果に翻弄されたり、事件終了後に全身筋肉痛にあえいだり。一生懸命に突き進む過程で生じた微笑ましい笑いは、「ゴセイジャー」のムードにピッタリだったのではないでしょうか。こういう、「雰囲気を最大限に活かした」ドラマ作りが連発されていれば、もっと私の中のシリーズへの評価が変わるんですけどねぇ…。

 特筆すべきは、遂にゴセイナイトもギャグ要員の一端を担う存在になった事。

 要するに、ハイド以上の論理派として行動した結果、笑いに転じたわけですが。この辺りも含めて続きの方をどうぞ。

epic35 「パーフェクトリーダーを探せ!」

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 リーダーは誰だ!?

 まぁそんな感じ。しかし、これが「ゴセイジャー」らしくていいのです。ここで言う「ゴセイジャーらしさ」とは、勿論ユルいという事。本シリーズは気合の入ったお話になると、途端に破綻が生じて来るので、これくらいユルい話こそ最も合っている気がします。

 しかも、普通リーダー決定話を持ってくると、大体が「リーダーは自分だ」と主張する者同士で諍いなんかが起こって、泥沼を経て穏便に解決という筋道を辿るのですが、今回面白いのは、リーダーが誰であるかを全員一致で決めていってしまう処です。

 結果、ハイド、アグリ、エリ、モネの順でリーダーのポジションが回ってきて、最後はアラタがリーダーという肩書きに関係なくまとめちゃうという展開に。これはなかなか新鮮な趣がありました。

 マトリンティスが主張する「組織力」という言葉に翻弄され、このような事態に陥ってしまう事は、実に稚拙というか何と言うか。しかし、人間のように狡猾でなく純粋な護星天使達の魂を、巧く表現していると思えないこともない。とりあえず、「組織力」と「チームワーク」は似て非なる物であるという認識も良いと思います。

 というわけで、今回はなかなか良かったのですが、そうでない部分も含めて続きで少しばかり…。

epic34 「ゴセイナイト・ジャスティス」

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 ゴセイナイトが、今度こそ本当に仲間になる話。

 幽魔獣編でも充分一緒に戦っていましたが、一応、幽魔獣が地球汚染源だったということで、人間を守る(もう「地球を守る」から完全にシフトしてます)事と、汚染源殲滅という目的が、たまたま同じベクトルを示していたという理由付けになっています。勿論、ゴセイジャー達に対するゴセイナイトのシンパシィは、それなりに芽生えてはいますけどね。

 で、今回。

 前回に続いて、望が大きな役割を果たす事になるのですが、前回は望の自発的な行動が遠回しに繋がって、一つの結果を生み出すような構造でした。しかし、今回はゴセイナイトが仲間になるという結末から逆算しているような印象が強く、結構無理矢理な作劇だったのではないかと思うのです。

 論法としては、いい線行ってると思うのですが、根拠に乏しいというか何というか。しかも、殆どがセリフでテーマ語っちゃってるという…。視覚より聴覚に思いっきり頼ってしまっているのは、ちょっと勘弁ですねぇ。

 というわけで、折角ゴセイナイトが仲間になるお話なのに、何だか釈然としない感じで、しかもメタルAのインパクトだけが一人歩きしてしまっている印象でした。

 あんまり続きを書く気になりませんが、まぁ、一応書きます。

 すみません、ぶっちゃけ正直飽きてきました。

epic33 「恐怖のマトリンティス帝国」

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 新章突入。「機械禦鏖(ぎょおう)帝国マトリンティス」なる敵組織が登場しました。

 ウォースターから幽魔獣への移行は、ブレドラン→武レドランを介し、一定の繋がりを以て行われましたが、このマトリンティス帝国に関しては、ウォースターや幽魔獣とは直接の関わりがなく、単に前組織を「露払い」と称するなど、結構どうでもいい感じで処理されていて、不満。

 数ある敵組織交代劇を見渡しても、必ず何か引っ掛かりを設けて、その交代に関するイベント性を高めていますが、今回、前組織と関わっているのは、なんとビービのみ!しかも、巨大化の共通メソッドを引き継ぐ必要があるというだけ!ここは、武レドランの第三形態を持ってくるべきでしょうに…。まぁ、まだ武レドランの去就については、まだまだ予想出来ませんけどね。

 肝心の本編の内容ですが、新しい敵が登場して大ピンチに陥るというよりは、幽魔獣編の後日譚あるいはエピローグ的な内容となっており、その意味でもマトリンティス帝国のインパクトはやや薄いものと言わざるを得ません。

 ウォースター、幽魔獣と、難敵をその団結力の強化によって打ち破ってきたゴセイジャーは、もはや無敵だというテーマが今回あった為、トリを飾る(?)強大無比な敵である筈のマトリンティス帝国の先鋒は、初戦で簡単に敗れてしまい、「アレレ?」という具合になってしまいました。

 一方、「ゴセイジャー」の世界観やテーマ性を確認するという面は、なかなかの完成度だったのですが…。

 その辺りのアンバランスさについて、言及してみようと思います。なお、運動会シーズンで疲労が溜まっているので、やや短文で(笑)。

epic32 「究極の奇跡を起こせ!」

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 幽魔獣編最終回ということで宜しいか。

 とにかく、膜インと筋グゴンが倒され、エルレイの箱も消滅したことになり、これで幽魔獣の根は絶たれたわけです。

 「ゴセイジャー」は、敵組織が変遷していくシリーズですが、その境界がいわゆる1クール13話程度という括りではなく、もう少し暦に歩み寄る感じで段落を付けているので、やや中途半端(要するに、区切りがついたかどうかが分かりにくい)。演出自体も、何か匂わせて終わるというのが常套句のようなので、余計に幽魔獣が全滅したかどうかが今一つ明瞭ではありません。例えば、今回ならばビービの巣(?)がまだ残っているという具合です。

 そして、予告で新組織が登場すると判明。予告でようやく幽魔獣編が終わったと気付かされるわけで、構成的にどうなのかと苦言を呈したくなるのは、私だけではないでしょう。

 しかしながら、今回は全体を通してなかなか完成度が高いと思います。

 完全に最終回のノリでやっているということもあって、テンションも高め。あらゆるシーンのそこかしこに気合の入り具合が感じられ、見る方もグッと引き込まれる感覚がありました。

 というわけで、気分がいいので(笑)、今回は珍しく、望というキャラクターの意味が生きたという視点で、話を進めていこうと思います。

epic31 「ネバーギブアップ!ゴセイジャー」

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 盛り上がって来ましたよ~!

 盛り上がって来ましたよ~!

 盛り上がって…来た…のか?

 膜インと筋グゴンがガッチリとタッグを組んで、いよいよ地球の腐敗に向けて動き出したわけですが、どうもカタストロフィの度合いが弱くて、これじゃ普通の幽魔獣達とあんまり変わらないではないか。

 確かに、ゴセイジャーを蹴散らす強さは凄いのですが、いつの間にかゴセイジャーもバッチリ強くなっており、苦闘しながらも、最終的には膜イン打倒に至ってしまいます。

 あれっ!?筋グゴンが残っちゃった…という、またもキャラクターの動かし方に疑問を感じてしまうような結果になったのですが、まだ膜インがやられてしまったという展開が決定づけられたわけではなさそうなので、一安心。

 とにかく、膜インと筋グゴンの強さに関して色々と詰め込まれているものの、全体的に散漫な感じだと思います。それは、正義側のドラマが希薄だからではないかと分析出来ます。

 続きでは、そのヘンを。なお、今回は秋バテで気が乗らないので、短文にて失礼。