ブレイブ28「ああトリン!1おくねんのうらみ」

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 キョウリュウレッドのパワーアップ編に続き、今度はキョウリュウジャーの礎とも言うべきトリンに関する一大展開!

 一応、前回からのデーボ・カリュードス続投という事で、まだまだキョウリュウレッドの、あるいはキョウリュウジャーのパワーアップ編は継続中でもあります。

 それにしても物凄い畳みかけですが、丁度3クール序盤というのは踏ん張り時という側面が強いので、この怒濤の展開は嬉しいかも。トリンの秘密については、まさかの「カオスの弟」というものでしたが、トリンがデーボスと深く関わっている事は大方予想出来たのではないかと思います。

 一週空けての後編。レッドのパワーアップ譚でしたが、肝心のダイゴを中盤まで全く登場させないという変則パターンが光ります。

 そして、登場した途端に見事な脱ぎっぷり(笑)。変身出来ないという状況を作り、各人の素面アクションも満載で、全体的に充実したアクション編の雰囲気を湛えていました。

 また、次回はトリンに関する秘密に触れられるようですが、その前に彼のダイゴに対する「献身」にも似た行動が描かれており、段取りの良さが感じられます。

ブレイブ26「ビックリ!ガブティラにんげん」

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 後半戦開始のゴングを打ち鳴らす、新キャラ登場編。

 新キャラとは、勿論エンドルフの事ですが、このエンドルフの声が元メガブルーの松風さんという事もあってか、実にニヒルで格好良いキャラとなっています。しかも、残虐非道で仲間にすら牙を剥くという典型的な「危険人物」。基本的にカオス以下それなりの結束を見せていた(とはいえ、個々が好き勝手にやってはいましたが)デーボス軍を引っ掻き回すキャラクターとして、充分期待出来る造形です。

 一方で、キョウリュウジャー側には、パワーアップ譚の前哨として、ダイゴ不在というシチュエーションを作り、あまり作戦参謀的な印象を持たれる事のなかったイアンをしっかりと前面にフィーチュアして、カリスマ的なダイゴとは異なる頭脳派リーダーとしての側面を強調。特に戦闘中の的確な指示には、イアンの「真の実力」を垣間見る事が出来ました。

ブレイブ25「ナニコレ!デーボスぐんのあくむ」

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 前半戦と後半戦とを繋ぐ挿話にして、コミカルでヒロイックな作風が鮮烈な「デーボス軍復活編」。

 メインはソウジ。彼のストイックな性格を全面的に活用したストーリー作りの巧さは特筆モノで、りんの再登場と相俟って素晴らしいソウジ編に仕上がっていました。

 一方で、ラッキューロの奮闘が微笑ましく、キャンデリラとラッキューロの打倒に一瞬の迷いを見せるキョウリュウジャーの心情と巧くシンクロしていて、最後のデーボス全幹部揃い踏みの衝撃を却って増幅させていたのは見事。いわゆる「残党狩り」から、新たな戦いの幕開けに至るまでのスムーズな流れを作り出していて、ストーリーテリングの巧みさを堪能する事が出来ます。

ブレイブ24「もえろ!7人のキョウリュウジャー」

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 二代目キョウリュウバイオレット登場編。

 初代も相当衝撃的でしたが、二代目もかなりのインパクト。何しろ、お爺ちゃんから孫娘に継承ですからね。「ダイレンジャー」最終話以来です(笑)。

 てっきりレギュラーになるのかと思いきや、一旦離脱のようで、そこはちょっと残念ですが、現役キョウリュウジャーという事で出番がそれなりに期待出来そうです。

ブレイブ23「たてッ!バクレツキョウリュウジン」

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 今回でデーボス復活編完結...かと思いきや、弥生関連で次回まで引っ張るんですね! 予想外すぎました。

 とはいえ、バクレツキョウリュウジン完成でデーボスを倒すというカタルシスが与えられた今回は、前回を「前編」とした場合、確実に「後編」にあたる内容。ダイゴの言う弥生の強さを「映像化」してしまった勢いの凄まじさに目眩がすると共に、ダイゴ自身の存在感をより高める流れが見事に展開され、シリーズ前半のクライマックスとして実に満足度の高い好編でした。

 次回予告で壮絶にネタバレしちゃってますが、そこに至るまでの弥生の「成長」をテンポ良く、淀みなく描いた点も高く評価出来ると思います。

ブレイブ22「ま・さ・か!デーボスふっかつ」

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 夏休みは視聴率低下の時期という事で、ここで前半のクライマックスを持ってくる順当な構成。

 真に「順当」であれば、プレズオンの一大登場編として盛り上げ、基本的に「強力怪人」あるいは「新幹部」、または「再生怪人軍団」といった要素で危機を煽る処ですが、何と今回は「ボス」の肩書を纏うデーボスを復活させるという掟破り!

 ただし、近年の戦隊ではこういった思い切った構成はあまり珍しくなくなってきています。「ゴセイジャー」では都合三つの組織が登場した為に、一応のボスキャラが三人+真ボス一人となっていましたし、「ゴーバスターズ」では、最終話のようなエピソードが複数回ありました(笑)。やや心配なのは、これらの試みの結果があまり芳しくない事でして、盛り上がった後のトーンダウンを巧く処理しきれず、今ひとつノれないという事が割と目立ってしまっていました。

 その辺りに着目すると、今回「キョウリュウジャー」の採用した処理は、結構巧いのではないかと思います。

ブレイブ21「ズオーン!かえってきたプレズオン」

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 キョウリュウバイオレット登場!

 そして、まさかの千葉繁さん登板!

 千葉さんがお出になるからには、本編も賑やかに。当然、その期待は見事に達成されていました。ドクター・ウルシェードという、「うるせーぞ」からの安直かつ絶妙なネーミング通りのキャラクターで、素晴らしい完成度でした。

 前半のバイオレット初登場シーンと、後半の名乗り後のシーンのギャップも物凄く、千葉さんの芸の振り幅をそのまま体現するかのようでしたね。その賑やかさを更に増幅させるかのような、デーボス側の「ゼツメイツ」のパロディ連発っぷりも凄まじく、とにかくオモチャ箱をひっくり返したような作風でした。プレズオンの「ワンダバシーン」も素晴らしかったですね。

【お知らせ】

 「ウルトラマンギンガを見たか?」を開始いたしました。

ブレイブ20「アンラッキュー!タナバタのタナボタ」

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 いわゆる七夕に合わせた時節ネタ編。

 登場するデーボモンスターもそのまんまで楽しませつつ、結構えげつない「七夕ならでは」の作戦で戦慄させつつ、ノブハルをダシにして笑いを取りつつ、まさかのダンテツ登場で驚愕させつつ、予告で千葉繁さんを映してもっとビックリさせつつ...。

 千葉さんは置いておくとして、サービス精神をこれでもかと発揮させた充実の回でしたね。

 今回もダイゴの特殊性にスポットが当てられており、しかも、そこに絡めてストーリーの次なる展開を予感させる仕掛けを用意する等、細部に亘って手抜かりがありません。ダンテツの登場シーンは、正に真打登場といった演出が施されており、陽炎の中のシルエットが近づいてくるカットに至っては、山下真司さんの新しい側面を存分に見せてくれたと言っても過言ではないでしょう。

 まぁ、ダンテツの存在自体の解釈が難しくなるような、やや抽象的な絵作りではありましたが...。

ブレイブ19「キャワイーン!うばわれたファミリー」

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 空蝉丸が徹底して「いい人」である事を描いた回。

 その「いい人」っぷりは、弱者の現状の庇護という観点のみならず、その弱者の将来を心配して叱咤激励するという段階にまで及び、親になった者にとってはグッとくる優しさに満ちあふれています。

 一方で、モンスターペアレントを極限までカリカチュアライズした両親を登場させており、この辺りはややリアリティには欠ける側面もあったものの、何故か「こんな親居るよな」と思わせる演出はさすがの一言。しかも、事件解決後もこの両親の態度が改善されたという描写は皆無となっており、子供の自立は促されたが、親の「自律」については全く先が見えないという、やや空恐ろしい感覚が横溢しています。まぁ、空蝉丸の爽やかすぎるキャラクターが、その辺りを払拭してしまいますので、「分かる人はゾッとする」といった程度ではありますが。

 本エピソード、デーボスの流儀を取っ払うと、実にオーソドックスな成り立ちをしています。「キョウリュウジャー」では、このようなオーソドックスな筋運びに味付けをするのが実に巧く、こう言ってはナンですが、イベント編よりも面白いと思います(笑)。