A-01 オルタニティ NISSAN GT-R/コンボイ バイブラントレッド

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サイバトロン 総司令官 コンボイ
CYBERTRON COMMANDER CONVOY
AUTOBOTS COMMANDER OPTIMUS PRIME (US ORIGINAL)

 オルタニティ第一弾のコンボイは、シルバー仕様とレッド仕様が同時発売となった。シルバーがコンセプトモデルという位置付けとするならば、こちらはコンボイのイメージを再現する為のモデルであると言えそうだ。

 このアイテムそのものの記述はシルバー仕様側にゆずるとして、このモデルをいわゆるコンボイカラーにしたことによって得られる印象を記しておきたい。

 まず、カーモードに関しては、GT-Rのレッド仕様として素直に納得できる出来になっている。塗装精度自体も、後期バイナルテックよりはかなり良いという印象だ。

 ロボットモードに関しては、レッド部分がコンボイを想起させるのは勿論、頭部、手首、膝という最小限の部分にブルーを用い、腰と腿にシルバーを用いることで、オリジナル・コンボイのイメージ再現が高い水準で行われている。これは、コンボイのトータルイメージのカラーリングを巧く落とし込んだ結果であり、高く評価できると思う。

 次のアイテムはメガトロンが予告されており、いきなりメインキャラで展開するという点に少々の不安を感じはするものの、バイナルテックより取り回しが良く、コレクション性も高いので、是非とも多様なシリーズ展開を期待したいところだ。

オルタニティ・コンボイ 01

 NISSAN GT-R バイブラントレッド。スケールはバイナルテックより小さくなったが、ディテール密度はバイナルテックを上回っている。

オルタニティ・コンボイ 02

 カーモード・リアビュー。GT-Rの意外にマッシヴな外観をしっかりトレースしている。

オルタニティ・コンボイ 03

 このように各部を展開可能。このあたりはバイナルテックの仕様を忠実に受け継いでいる。

オルタニティ・コンボイ 04

 各部展開時のリアビュー。ドアの開閉ギミックは、トミカのような仕様になっており、その感触が小気味良い。

オルタニティ・コンボイ 05

 画像では見辛いが、インテリアの再現も同スケールのミニカー並に行われている。

オルタニティ・コンボイ 06

 トランスフォーム開始。

オルタニティ・コンボイ 07

 後部が二分割されて脚部になるのは定番。

オルタニティ・コンボイ 08

 シート部が腕部に変形。脚部の変形はほぼ終了。

オルタニティ・コンボイ 09

 変形プロセスの導線が秀逸で、細かいプロセスは別としても、かなり短時間でここまで変形できる。フロントを左右より絞ると、胸部がスリムになり、頭部が自動で出てくる。また、肩部も自動展開される。

オルタニティ・コンボイ 10

 ロボットモード完成。カーロボの基本線に2007年度劇場版のディテールを取り入れた、新しい感覚だ。全体的なカラーリングが、コンボイらしいものとなっている。

オルタニティ・コンボイ 11

 ロボットモード・リアビュー。カーモードの上部パネルが殆どそのままなのが分かる。

オルタニティ・コンボイ 12

 上半身。頭部は2007年度劇場版のオプティマスプライムを意識しつつも、あくまで「コンボイ」としてのラインが伺える。

オルタニティ・コンボイ 13

 ポージング性能は高い。クリックが設けられており、大胆なポーズでも固定できる。ただし、ポーズによっては接地性に難がある。腕部には「対ハイセリオン徹界タキオンブラスター」を装備。展開が可能。

オルタニティ・コンボイ 14

 アルティメイトメタルシルバー仕様と。リカラーモデルながら、かなり異なった印象。