第三号車はアテンザ スポーツ 23S

 ATENZA は MAZDA 会心の作。

 世界中で様々な賞を獲得し、スポーティさとファミリーカーとしてのユーティリティという相反する要素を、S-WAGON 以上の高次元で止揚させ、両要素が互いにスポイルされずに成立している稀有なクルマです。


 優れたファミリーカーとしてのユーティリティと、スポーティな走りの両立というコンセプトは、S-WAGON のスピリットとの共通性を強く感じさせます。


 ATENZA の当時のラインナップは、セダン、スポーツ、そしてスポーツワゴン。勿論私は迷わず(笑)スポーツを選択。RX-7 や RX-8 程ではないにしろ、ミニカーが発売されたことも高ポイントでした。

 当初は 4AT しかラインナップされていませんでしたが、数ヵ月後に突然 5MT が登場。

 3ナンバーセダンに関しては、もう AT しかないんだろうな...と諦めていた矢先だった為、鳥肌が立ったのを鮮明に覚えています。


 ただし、当局の予算がなかったので、それからさらに月日は経過。ある日、登場したばかりの RX-8 と散々迷った挙句、この ATENZA SPORT に決めました。

 諸元(抜粋)は以下の通りです。


タイプ

23S

駆動方式

FF

トランスミッション

5MT

全長

4670 mm

全幅

1780 mm

エンジン

水冷直列4気筒DOHC16バルブ 可変バルブタイミング

排気量

2260 cc