第一号車はキャロル

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 私が最初に乗った「MAZDA CAROL」は、これぞ軽自動車!といった趣の可愛い車。

 免許取立ての上、小回りを過信した無茶な運転も手伝って、ロクな扱いをされなかったちょっと可愛そうな車でした。


 これぞ軽自動車!といった趣の可愛い車で、当然エンジンも非力。詳しいスペックは完全に忘れてしまいましたが、5MT、パワーウィンドウなし、パワーステアリング、あたりが記憶にあるところ。車重がとても軽いので、2・3速で引っ張れば十分坂を登ります。

 ただし、80km/hを超えるとステアリングがガタガタ震えだすという欠点あり。

 軽自動車故の小回り性は抜群。


 キャロル時代の印象的なエピソードは以下のとおり。

雪道

 納車された次の日。

 大雪でありながら、無謀にも運転を開始。免許取得以後初の運転であり、当然ステアリングのコントロールができる筈もなく、大きくスリップ。

 ただし、運良く建物を回避することに成功。無傷。

細道

 割と細い道があり(といってもそれは当時の感覚で、今の感覚では3ナンバー車が普通に1台通れる道だが)、日常的に通行していました。

 ただ、そのときはよそ見をしていた為、少し軌道がずれ、左前輪が少し脱輪気味に。

 その道にはガードレールが付いており、運悪く側面にダメージを受けることに。結構目立つ傷となったが、直すつもりもなく・・・。

凄まじい回避性能

 某所の交差点にて、右折待ちをしている車を発見。

 こちらは直線走行中であり、車速を考えると右折する筈はない...筈でした。

 ところが、相手は右折を始めたのです!

 制動距離は完全に不足しており、最早回避行動しかない。初心者とは思えないステアリングさばきによって、歩道に車を無難に突っ込み、両者無事故!

駐車場にて

 この車の哀れな末路は、駐車場にて繰り広げられることとなりました。

 結論を言えば、思いっきりバックしてきたお隣さんの車によって、哀れにも後部を破壊されたというもの。

 一応修理の見積を取りましたが、何となく意気消沈したため、そのままビニルテープで補修して乗り続けました。

 その数日後、後継車両の契約がなされることに...。