バエ

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 激獣フライ拳の使い手。掌サイズのハエの姿をしており、普段はメレの胃袋に居る。無類の巨大戦ファンで、巨大拳士が戦い始めると飛び出して実況し始める。

 激臨の大乱の折、メレとの戦いの中「獣獣全身変」を使うも、不完全な為に小さく弱いハエの姿になってしまった。その為にメレに敗れてしまい、それ以来メレの胃の中に居るというわけだ。リンリンシーであるメレの復活に伴って復活したため、メレの臨気がないと生きていけない。それがメレと行動を共にする最大の理由だ。

 メレに敗れたことに対する悔恨は相当なものらしく、何かにつけてメレを皮肉る。しかし、現在の姿では当然刃向かうこともできない。

 メレが幻気を捨てた時、バエはメレから自由になった。その際、メレの幻気がバエの激気と「超化学反応」を起こしたのだと、バエは主張している。

 戦いの後は、ゴウの旅のお供をしている。(声:石田彰)

激獣フライ拳

 蝿のパワーを持つ激獣拳。燃え立つ激気を言葉に変える、言霊使いの拳法という側面も持つ。

言言霊
 燃え立つ激気を言葉に変え、精神戦を鮮やかに実況するゲキワザ。言葉は激気に呼応し、激気を持つ者はその戦況を目視しているかのように感ずる。
解説

 格闘戦の実況用キャラクター。

 このようなキャラクターを用意すること自体が、「ゲキレンジャー」の作風を決定付けていると言っても過言ではないだろう。

 単なる実況キャラに徹しているが、ところどころで少しずつストーリーに関わるところもまた魅力。石田氏のようなスター声優の起用も十二分に評価できる。