フーセンバンキ

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 空気を盛大に汚すというオーソドックスな作戦の為、キタネイダスが作り出した害気目蛮機獣。

 全身が無数の風船で覆われており、自在に空中を浮遊できる。その風船には有毒ガスが内包されており、空中に飛ばして破裂させることで付近一帯を有毒な黒鉛の中に包み込む。風船は次々と作り出され、爆弾としても使用可能であり、任意のターゲットに対して確実に命中させることもできる。また、風船を使ってあらゆる攻撃を跳ね返すこともでき、見かけによらず攻守一体の高い戦力を有している。

 作戦自体が至極単純であったため、ゴーオンウイングスによって早々に退散させられてしまう。その後、ヒラメキメデスの妙案によってボンパーを膨らませて人質にとるという戦術に出るが、向こう見ずなゴーオンジャーによってボンパーは救助され、ゴーオンウイングスによって倒されてしまった。

 「プカー」や「プカプカ」が口癖であるが、全体的な言い回しは下町のフーテンの某そのもので、卑怯かつ悪辣な戦術と物騒な能力を有している割には、随分人情味溢れる口調が特徴だ。

 断末魔の叫びは「大したもんだよカエルのしょんべん。プカ~」。(演:原一平)

ジェットフーセン

 全身の風船爆弾を連続発射して相手に炸裂させる技。

登場

GP-21「幼稚ナヤツラ」

解説

 東映公式サイトによれば、「フーセン」から「フーテン」を連想し、「男はつらいよ」のフーテンの寅さんで行こうということになったようだ。その為、声のキャストには故・渥美清氏演ずる寅さんのものまねで著名な原一平氏を起用。その寅さん振りは実に素晴らしく、フーセンバンキに渥美清氏の「ソウル」が憑依したような錯覚すら覚えるシーンが多々あった。

 キタネイダスを「さくら」と呼んだりと、その「お遊び」も充実しているが、かなり年齢層を限定してしまうような気もする。逆に分かる人にはとことん笑えるという開き直りっ振りに感嘆だ。

 デザインとしては、風船怪物として順当、というよりそのまんまである。空気入れの手動ポンプがなかなかのアクセントになっている。かぶっている帽子は「寅さん」のものをイメージしているが、デザイン時から意図されていたものかどうかは不明だ。