サムライワールドに存在する炎神の烈鷹、獅子之進、月之輪が合体して完成する巨大なる武神。
かつてサムライワールドにて魔姫と呼ばれる女帝と壮絶な戦いを繰り広げ、その力を使い果たして石化した。烈鷹が鍛え、魂を込めた剣を用いれば、石化を解き、操ることが可能だ。
雷々剱と獄々丸によってヒューマンワールドに持ち込まれ、烈鷹の鍛えた剣と、烈鷹の魂を持つ青年の荒んだ心とを利用して復活させられる。荒れた心によって復活した為に、破壊の限りを尽くすが、やがて烈鷹の清廉な魂を取り戻した青年によってその動きは停止。スピードル、バスオン、ベアールVの炎神ソウルを「炎心入魂」して再起動を果たし、雷々剱と獄々丸を討ち倒した。
炎神キャストに烈鷹達の魂が宿っているのか、スピードル達は通常の炎神キャストよりもパワーが強大であることを実感していた。
走輔、連、早輝、スピードル、バスオン、ベアールV、そして烈鷹の魂が一つになり、炎神大将軍へ奇跡の合体を果たす。「炎神大将軍、堂々出陣」が完成時のコールだ。
炎神剣腰に携えた強力な太刀。一振りの度に閃光が放たれ、鋭い切れ味を発揮する。
炎神剣轟音紅蓮斬り烈鷹の魂に導かれ、走輔、連、早輝の3人が「炎神剣轟音紅蓮斬り！」を宣言。烈鷹の「炎神剣轟音紅蓮斬り！」という魂の声と共に、光線状となって巨大化した炎神剣を振り下ろし、敵を一刀両断する必殺技。決まった時は「チェッカーフラッグ！」だ。
解説劇場版に登場した炎神大将軍がTVシリーズにも登場。多分に年末商戦を意識したプロモーション的側面を匂わせつつも、イベント編としての盛り上がりも充分で、評価の高い炎神大将軍の魅力を改めて存分にアピールしていた。
炎神大将軍自体は、エンジンオーのリデコレーションであるが、随所に鎧冑の意匠が盛り込まれ、「バトルフィーバーJ」のバトルフィーバーロボへのオマージュに見えるカラーリングや、「忍者戦隊カクレンジャー」の無敵将軍など和風戦隊ロボのエッセンスを感じさせる秀逸なものに仕上がっている。
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