第11話「結集!9人のセイザー」

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ストーリー

 アケロン人との戦いを通じて、ついに洸は天馬たちと合流する。炎のトライブと風のトライブは一つになったが、問題は直人であった。その頃、政府の研究機関よりアケロン人の遺体が消えた。アケロン人は甦ったのだ。アケロン人は仲間と思われる円盤よりパワーを受け、完全に復活する。

 復活したアケロン人は、直人を狙う。直人はその強大な力の前に、装着して戦うも、惨敗を喫してしまう。洸が直人を治療するが、豪は直人の自分勝手な言動に激怒。蘭は直人を素直な言葉で説得しようとする。

 そんな時、ついにアケロン人は地球人への直接的な攻撃を開始する。御園木の特殊部隊がアケロン人を追跡するが、無力。炎のトライブが駆けつけ、アケロン人を追い詰めるが、なんとアケロン人は巨大な怪獣と化した! ガルーダで応戦する天馬。だが、アケロン大星獣は強大な力でガルーダを追い詰める…!

解説

 ついに風のトライブが完全に合流。冒頭のバスケットボールのシーンでの洸の笑顔が印象的。剣と蘭がイイ感じなのもポイント。一方、直人のプライドが強がりに見えないようギリギリの線で描かれているのが絶妙で、それに対する豪の熱い部分に説得力を持たせている。

 今回のアクション・シーンは、アケロン対直人の対決がメイン。直人が生身の時は格闘で見せ、装着後は超能力戦を展開するという凝ったものになっている。一方の、炎のトライブ対アケロン人戦は、オーソドックスにまとめられており、安定感を感じさせるものとなっている。結構、建造物が破壊される頻度が高くなっているのがポイント。

 そして、ついにアケロン人が怪獣化! 登場シーンは怪獣映画のオーソドックスなアングルがバッチリ押さえられていて、迫力満点。周囲の建造物も破壊しまくり、逃げる人々の合成も大胆かつ繊細になされている。クラウドドラゴンからのガルーダ発進も、燃えるシチュエーションだ。