第20話「激闘!バトルレディ」

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ストーリー

 超星神が稼動不能となった今、ロギアを探し出してガントローラーを奪うしかない。グランセイザーの面々は、ロギアの探索に作戦を切り替える。そんな中、蘭が探索中にアイスクリームを食べていたことに対し腹を立てる愛。間に入った未加も木乃伊捕りが木乃伊に。一方、太陽黒点の異常活動により磁気嵐が起こっている為、ガントラスを太陽に突入させることが出来ないとする慎重なロギアに対し、ルシアは少しばかり苛立ちを覚える。ルシアはラディアの死が無駄になると進言するが、ロギアはラディアとルシアをあくまで兵士としてしか見ていなかったのだ。

 ルシアはロギアを単独で追う愛を襲う。誠と辰平が現れて事なきを得るが、顔に傷を負ったルシアは、愛を激しく恨むのだった。ルシアを逃がし、責任を感じた誠と辰平は堀口博士が完成させたガントローラー追跡装置を手に、ロギア探索に向かう。ロギアとの戦闘になるも、辰平は狙撃され、ロギアに逃げられてしまう。辰平は胸ポケットに入れていた追跡装置により事なきを得た。さらに愛は単独でルシアをおびき出す作戦に出た。

 愛の挑発に引っかかったルシアは、怒りに任せ戦闘に突入する。密かに後をつけて来た蘭も合流、ルシアとの壮絶な戦闘となる。隙を突かれた愛は怒るルシアによってピンチに。そこへ未加が現れ、装着した3人によってルシアは撃退される。重傷を負ったルシアを放っておく事が出来ない愛は、堀口研究室にルシアを搬送する。一方ロギアは、ガントラスを再び起動させていた・・・!

解説

 女性セイザーが喧嘩や共闘を繰り広げる娯楽編でありながら、ルシアを捕虜にするという劇的な展開で終わる重要エピソード。涼子が参加しないのは残念だが、グランセイザー構成員の中でも一際気の強い未加、蘭、愛の3人が繰り広げるドラマは見応え充分だ。

 前回に引き続き、ルシアと愛、そして蘭の素面アクションが多いのも特徴。誠の立ち回りも見ることができる。さらに愛に関しては、普段とは異なる出で立ちを披露。派手なファッションで鋭い立ち回りを繰り広げる姿は圧巻だ。各々、覚醒当初の立ち回りとかなりの差が出ているのがよく分かる。勿論、装着後のアクションもクライマックスに用意されており、3人の必殺技が同時に放たれる場面で加熱振りは最高潮に。

 ところで何といっても今回のサービスは、やはり女性3人の喧嘩と巻き込まれる天馬の可笑しなやり取りだろう。いつになく口汚い言葉を発する蘭や、普段と違って起こると怖い愛、久々にキレる(笑)未加など、迫力充分。逃げる天馬に対し「バカ天馬」と同時に叫ぶ場面は必笑だ。