BT-02 バイナルテック・ランボル

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サイバトロン 戦士 ランボル feat. ダッジ バイパー SRT-10
CYBERTRON WARRIOR LAMBOR feat. DODGE VIPER SRT-10
AUTOBOT WARRIOR SIDESWIPE (US ORIGINAL)

 バイナルテック第二弾は、アメ車のダッジ・バイパーという順当なセレクト。流麗なスタイルを有するこのモンスター・スポーツを、どう料理するかが最大の焦点だ。

 その結果は見ていただければ分かるとおり、スモークスクリーンに続きまたも溜息モノである。しかも、第一弾であるスモークスクリーンを上回る完成度。ダイキャストとプラ部分の使い分けもさらに絶妙なものとなり、強度面の心配がかなり軽減された。

 当初、ランボルという題材には正直戸惑いを覚えた。ランボルはファンにとっては言わずと知れたランボルギーニ・カウンタックLP500のカーモードを持つトランスフォーマーである。LP500のようなキャラクター性を持つクルマのイメージを払拭できるのか、と思ったものだ。ランボルという日本名(英名ではSideswipe)はランボルギーニから採られたものであるから、余計に違和感があったのだ。

 ところが、実際に手にしてみると、実に説得力のあるランボルであった。赤い車体、ヘッドの造形、全体的にはトラックスというキャラの変形パターンだが、腕部の雰囲気はランボルそのもの。脚部もよく似ている。私の戸惑いは完全に払拭された。

ランボル 01

 腕部のドアシールドや、脚部のサインライトなど、初代ランボルのエッセンスを巧みに組み込んだロボットモード。

ランボル 02

 頭部の造形はアニメ版ランボルがイメージされている。

ランボル 03

 エンジン部が銃(エレクトロン・パルスガン)に変形。メッキパーツが使用され、豪華な印象。

ランボル 04

 腕部、脚部ともに充分な可動域を有しており、かなり大胆なポージングが可能だ。

ランボル 05

 トランスフォーム!

ランボル 06

 腕部、頭部がたたまれる。

ランボル 07

 たたまれた腕部がバックパックに覆われる。腰から下が回転し、カーモードのイメージに近づく。

ランボル 08

 脚部の各所が収納される。

ランボル 09

 カーモード完成。

ランボル 10

 流麗なスタイリングを高水準で再現したカーモード。

ランボル 11

 ボンネット、ドアが開閉。「VIPER」のロゴや、ヘッドライトの造形美にも注目したい。

ランボル 12

 銃(エレクトロン・パルスガン)が変形し、エンジン部を形成。ステアリングは左右連動可動を実現している。

ランボル 13

 インテリアもスモークスクリーン以上のクォリティで再現。オープンカーならではのこだわりが見られる。

ランボル 14

 リアパース。マッシヴかつスマートという難しいスタイルを完璧にトレースしている。シート後部のサイバトロン・マークがアクセント。