MA-01 オプティマスプライム

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オートボット オプティマスプライム
AUTOBOT OPTIMUS PRIME

 スティーブン・スピルバーグ制作総指揮、マイケル・ベイ監督の実写大作映画「トランスフォーマー」のトイ展開が、映画上映に先駆けて大々的に展開。展開第1弾の最高額商品が、リーダークラスのオプティマスプライムだ。

 「オプティマスプライム」とは、いわゆる「コンボイ」の英名であるが、これまで一部の例外を除いて「オプティマスプライム」の名が日本の商品展開において使われることはなく、「コンボイ」で統一されていた。今回、映画の制作上の理由ではあるものの、本名である「オプティマスプライム」の名が、遂に日の目を見たのである。

 このリーダークラス・オプティマスプライムは、映画のCGデザインを変形可能なスタイルにアレンジしたもの。ディテールを厳密に検証すると、CGデザインとはかなり異なるのだが、カラーリングや印象的なパーツの的確な配置により、同一キャラクターのイメージをウマく保っている。

 近年のギャラクシーフォースや、バイナルテック、マスターピースといった商品群のノウハウが随所に生かされており、プレイバリューとスタイリングを両立。変形パターンは複雑だが、後述の「アドバンスト・オートモーフ・テクノロジー」やクリック関節により、変形のさせやすさや形態のキマリやすさを確保していて心地良い。

 「アドバンスト・オートモーフ・テクノロジー」は、いわゆる自動変形機構であり、ある動作に連動して別の箇所が動作するアクションだ。このオプティマスプライムには、バンパーの足部への変形と、胸部・頭部の連動変形に採用されている。どちらも「変形」の新しい感覚を味わうことが出来、触っていて非常に楽しい。

 なお、当サイトでは、ロボットモードからビークルモード等に変形するパターンで紹介してきたが、この映画アイテムは「Robots in Disguise」の精神を尊重し、ビークルモードより紹介することにした。

オプティマスプライム 01

 オプティマスプライムのビークルモードは、「ケンワース・W900」とされるが、「ピーター・ビルド・モデル379 トレーラートラック」など諸説あり。マッシヴなスタイルが迫力。

オプティマスプライム 02

 ビークルモードのリアビュー。イオンブラスターが露出しているが、違和感は少ない。なお、コンテナは付属していない。

オプティマスプライム 03

 トランスフォーム!

オプティマスプライム 04

 ボンネットを展開。バンパーを斜め下に引き出すと、ヘッドライトも連動して展開。

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 バンパーを回転させると、連動してバンパー上部よりつま先が自動展開する。

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 前部と後部を下ろすことにより、脚部に。

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 上半身を展開。腕部の変形は、初代コンボイを彷彿させる移動パターン。

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 腕部、背中が完成。

オプティマスプライム 09

 腹部のストッパーを解除すると…。

オプティマスプライム 10

 胸部が左右に展開し、頭部が出現。効果音と共に電飾が光る! 効果音に「ギガゴゴ」がないのが少々残念。

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 映画のキービジュアルに存在する立ち姿を再現。印象は類似しているが、スタイル的にはかなり異なり、よりマッシヴなヒーローロボット体型。これはこれでカッコいい。

オプティマスプライム 12

 ポージングの自由度は、意外に高い。五指独立可動、肘関節の自由度の高さなど、注目すべき点が多い。接地性も良い。

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 イオンブラスターを展開。レバーを動かすことで拳に被さるように展開する。

オプティマスプライム 14

 上半身アップ。いわゆるコンボイ顔は踏襲されているが、より複雑なディテールを備えた、CGイメージを落とし込んでいる。