MD-07 メガトロン

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ディセプティコン メガトロン
DECEPTICON MEGATRON

 スティーブン・スピルバーグ制作総指揮、マイケル・ベイ監督の実写大作映画「トランスフォーマー」のトイ展開第2弾。その最高額商品が、リーダークラスのメガトロンだ。

 メガトロンは、元々日本においてもメガトロンの名で通っており、この辺りの事情はオプティマスプライムと異なる。ちなみに両陣営の名称が、サイバトロンはオートボット、デストロンはディセプティコンに戻されている。

 このリーダークラス・メガトロンは、モンスター的なデザインで物議を醸した映画版CGデザインを元に、変形トイにアレンジ。CGデザインはいかにも金属生命体的であり、このトイは各部にそのディテールを落とし込むことで再現を狙っている。その怪物的イメージの再現はかなりハイレベルだ。

 ロボットモード、ビークルモード共に、CGデザインよりも若干マッシヴなイメージで造形されている。また、メタリックな感覚を演出すべく、メタリックブルーのシャドウが吹かれており外観はなかなか美しい。

 「アドバンスト・オートモーフ・テクノロジー」は、このメガトロンにも搭載されており、オプティマスプライムよりもさらに派手な動きで視覚的効果をあげている。特に機首とウイングの連動、脚部の自動展開は触っていて非常に楽しい。単なる変形手順の省略以上の効果が感じられるだろう。

 なお、オプティマスプライムと同じく、ビークルモードより紹介。

メガトロン 01

 メガトロンのビークルモードは、地球製ビークルではなく、いわゆる「セイバートロンモード」とされる(他の天体でスキャンしたと思しき異形のジェットで、セイバートロンモードではないという説も)。

メガトロン 02

 ビークルモードのリアビュー。特異な形状が特徴。複雑なディテールが織り成す情報量の多さが凄まじい。

メガトロン 03

 トランスフォーム!

メガトロン 04

 ウイングから脚部が離脱する。

メガトロン 05

 腕部、胴体前部、脚部を展開。

メガトロン 06

 脚部に「オートモーフ」を搭載。

メガトロン 07

 膝部を伸ばすと同時に、つま先と踵が自動展開する。

メガトロン 08

 ビークルモードの中心で折れ曲がるように、ロボットモードの基本形を形成。

メガトロン 09

 変形途中のリアビュー。腕部が完成し、機首を起こすと…。

メガトロン 10

 ウイングが自動でたたまれ、頭部が胴体への接続を待つ。

メガトロン 11

 頭部を胴体に接続し、腹部のストッパーを解除すると…。

メガトロン 12

 胸部装甲が動作し、肩部にクリアパーツが出現。効果音と共に電飾が光る!

メガトロン 13

 映画のキービジュアルに存在する立ち姿を再現。CGデザインのスタイルとは少々異なるが、不思議とイメージは近似しており、違和感はない。

メガトロン 14

 頭部は固定だが、ジョイントを外して動かすことが可能。可動はオプティマスプライムより劣るが、怪物的なポージングに不足はない。

メガトロン 15

 チェーンウィップを射出。チェーン部は細かくパーツ分けされており、自由に動かせる。

メガトロン 16

 腕部のレバーを動かすことでフュージョンキャノンが展開。これも一種のオートモーフだ(展開状態のまま固定することはできません)。

メガトロン 17

 上半身アップ。初代メガトロンのイメージは皆無だが、怪物的な頭部が斬新。CGデザインよりも醜悪なイメージの為、クールさには欠けるが…。