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マスターピース第3弾のスタースクリームは、トイとしての完成度は高かったものの、そのオリジナルアニメとかけ離れたカラーリングに非難が集中し、公式的にも「キスぷれ世界の姿」とされた不遇なアイテムであった。
マスターピース・スタースクリーム発売から1年以上が経過し、途中アニメカラー準拠のスカイワープが発売されたことで、当然ながらアニメカラー版が切望された。マスターピースのアメリカ輸出版はアニメカラーで発売され、日本のファン垂涎の的となった。
それからしばらく経過し、「USAエディション」として日本に「逆輸入」されたのが、このアイテムである。
パッケージは従来のマスターピースとは異なり、アメリカ版のブリスタを流用した仕様となった。本体に関しては、アメリカ版の安全基準対策がオリジナルのディテールに戻され、シャープな印象に。また、各種アクセサリもそのまま付属している。ただし、以前のマスターピース・スタースクリームと比べて塗装パターンなどは大幅に省略されており、コストダウンは否めない。
スタイルについても散々な評価を得てしまったマスターピース・スタースクリーム。だが、カラーリングがアニメカラー準拠となることで、かなり劇中のオリジナルイメージに近づき、むしろ非常に完成度の高いスタースクリームを手中に出来たと言っても過言ではない。気になる腕部や脚部の形状も、スカイワープの時にも指摘したように意外と気にならない。
勿論、戦闘機形態もマスターピース・スタースクリームならではの完成度を誇る。カラーリングも劇中のものを踏襲し、実に満足度が高い。やはり、当初からこの仕様で(欲を言えばもう少し塗装精度を上げた仕様で)発売して欲しかったと思うのは、私だけだろうか。
※以下の解説は、一部を除き、MP-3 スタースクリームとほぼ同一のものです。

マスターピース・スタースクリームが、アニメ準拠のカラーリングで登場。ディスプレイスタンドも勿論付属。

頭部造形はアニメ設定に忠実。上半身のスタイリングはかなりアニメイメージに近い。

驚異のフェイスチェンジギミックを搭載。差し替えなしで嘲笑フェイスに。

ナルビームを装備。ジェットモードでも違和感のないよう細めに造形され、ディテールも効いている。

ナルビームはミサイルにも換装可能。

ミサイルポッドのギミックを搭載。アニメでの使用は一度きりだが、有名なギミック。未塗装なのが惜しい。

コンボイに付属するメガトロンガンを装備(イメージ。保持は不可です)。

ジェットモードのギミックを生かした、スタビライザーモード。マスターピースのみの新ギミック。

トランスフォーム!

胸部が機首となり、腕部、脚部が畳まれる。

腕部、脚部を完全に収納。

主翼の変形を開始。

ジェットモード完成(ディスプレイスタンドを使用したままの変形はできません)。

ランディングギアは差し替えなしで展開可。F-15Eストライクイーグルの流麗なスタイルを再現。

リアビュー。フラップやノズルなど、リアルなディテールが特徴。パーツ精度も高く、スケールモデルとしての存在感も充分。

ミサイルに換装し、付属パーツでメガトロンガン(MPコンボイに付属)を装備。アニメでもメガトロンガンの装備が見られた。

コクピットにDr.アーカビルを乗せることができる。フィギュアのフェイスのみ肌色に塗装されている。

レーダードームのメンテナンスモード、エアインテークの可動、エアブレーキ可動、ベクタードノズル可動、フラップ可動など、ギミックは盛りだくさん。
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