SirMilesのマニアックな日々

バンダイ 1/144 HGUC Gアーマー

 Gアーマーといえば、その玩具的なシステムやフォルムによって、劇場版では「なかったこと」にされてしまった、不遇の機体。しかしながら、シンプルなシステムであるガンダムに、変形合体の醍醐味を付加する魅力等からファンも多く、MGでもHGUCでも商品化される事となりました。

 RX-78-2 ガンダムのHGUC版は2001年5月、GアーマーのHGUC版であるこのキットは2004年10月に発売。HGUCガンダムは、数あるガンダムキットの中でも人気が高く、組みやすさと完成度のバランスは随一と言えるでしょう。

 HGUC Gアーマーは、このガンダムの一部パーツを仕様変更し、Gファイターをセットしたもの。劇中に登場した形態全てをほぼ完璧に再現する事が可能な、プレイバリューの高さを誇ります。

 ガンダム自体は、合わせ目を消さなければならない部分が割と多いのですが、Gファイターは殆ど合わせ目を消す箇所がありません。Gファイターのフォルムは、劇中設定とギミックを巧く折衷したものとなっており、満足度は非常に高いものとなっております。

 今回はアンテナを削った程度で、他はキットそのままです。いじるのが勿体ないくらい、HGUCガンダムのスタイルは好きですね。

 塗装は例によって黒サフ、GXクールホワイトによる白立ち上げとしています。コアファイター関係の塗り分けはかなり面倒ですが、ここをキチッとやっておくと完成度がグッと上がります。

 まずは、HGUCガンダムから。

 パースが付く構図だと、アニメの印象にかなり近づきます。モールドも控え目でスッキリしたフォルムです。

 上半身アップ。頭部のモールドは十数年前のキットでもシャープですね。

 リアビュー。脚部の艶めかしいラインが印象的。なお、関節はグレーでなくややくすんだホワイトとしています。その方がアニメ設定に近いので。更に、拳は往年の色指定であるグリーンに。

 全ての武装を外した状態。やはりグリーンの拳は正解です。

 ビームサーベルはクリアパーツが二本付属しています。さすがにRGや新しいMGのようなアクション性は持ち合わせていません。

 肩の引き出し関節により、ビームライフルの両手持ちが難なくこなせます。シールドの裏は、赤系に塗っておくとアニメっぽくなります。シャアザクの赤を使用しました。

 ハイパーバズーカが付属。合わせ目をバッチリ消しておくと、一体感が出て雰囲気が良くなります。構えは自然。

 ハイパーバズーカは、パーツの差し替えにより腰部にマウント出来ます。旧HGから定番となっているギミックですね。

 フル装備状態。ビームジャベリンやガンダムハンマーといった武器は、残念ながら付属していません。

 同スケールのコアファイターが付属。キャノピーは100均のラピーテープでデコレートしました。

 コアファイターのリアビュー。ランディングギアも塗り分けました(見えてませんが・笑)。

 続いてGファイターです。

 Gファイターにはスタンドが付属しています。なかなかシャープなフォルムです。

 リアビュー。Gアーマーのバーニア周りにはかなり充実したディテールが施されています。

 コクピットには、HGUCガンタンクのような「こけし」が座っていたので、ビルダーズパーツHDのMSフィギュア01を切り貼りして載せました。セイラをイメージしたカラーリングで。

 ビームキャノンの砲身は可動。この砲身は合わせ目があるので、消しておくと良いでしょう。

 キャタピラを内部に収納し、主翼を後部に回して高速形態に変形。ただし、劇中ではキャタピラは半分収納された状態であり、キットで無理矢理再現出来ない事もないですが、少々不格好になってしまうので、独自解釈は正解かも。

 さて、ここからは合体を。

 まずは下準備。合体させると脚部の塗装が剥がれまくるので、クッキングシートで保護(笑)。

 ガンダムとGファイターを合体させると、Gアーマーに。各部のロック機構が優秀で、一体感があります。

 Gアーマー正面から。長い機体ですね(笑)。

 リアビュー。ガンダムの露出部は少々不格好な印象ですが、そこがまた味でもあります。

 戦車形態のGブル。劇中設定を再現する為に、腹部装甲を外せるようになっており、MG版よりも再現度は非常に高いです。

 Gブルのリアビュー。

 Gブル・イージー。コアブロックがなく、腹部装甲を装着。この再現度もピカイチです。

 キットの説明書にない遊びを。シールドに余ったポリキャップを取り付けます。

 それをGファイター前部に取り付けると、Gブル・イージー・イージーを再現可能!

 戦闘機形態のGスカイ。コアファイターとBパーツは専用パーツで接続します。

 Gスカイのリアビュー。

 Bパーツを除いた戦闘機形態のGスカイ・イージー。「二次元のウソ」を補完すべく、専用パーツを使用します。違和感のないアイディアが秀逸。これが劇場版のコアブースターの元になっているようです。シルエットに共通部分が多く見られます。

 そして、対ザクレロ戦で見られたガンダムMAモード。珍妙な形態ですが、結構人気のあるモードであり、HGUCで真面目に再現したのは素晴らしいと思います。

 ガンダムMAモードのリアビュー。

 ガンダムは、AパーツとBパーツに分割出来るよう仕様変更が行われていますが、腹部の豊富なパーツによって、ガンダム自体の合体をある程度再現出来ます。

 Gブルイージー用の腹部パーツを使えば、劇中のAパーツを再現出来ます。

 Gブル用のコアブロックは、著しく出っ張った接続軸を除けばコアブロックそのもの。

 軸合わせに続いて合体!

 ややGファイターは小さめですが、ちゃんとガンダムを載せる事が出来ます。ディスプレイの幅が拡がりますね。

 合体による脚部の塗装剥がれ以外は、すこぶる完成度とプレイバリューが高いキット。パチ組みで遊びまくるのもいいかも知れません。

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