ゲキバズーカ

 美希が密かに開発していた、激激砲を発射するための最新ツール。

 激気を合わせれば合わせるほど、激激砲の威力は増すのだが、ゲキバズーカへの最初の激気充填には「細やかに、しなやかに、そして軽やかに」といった繊細な所作が必要で、未熟な激獣拳の使い手では、激気の充填に最短で2分を要する。

 激気の充填を完了させ、後部のトリガーを引くと、マスター・シャーフーを模した先端部より銃口が現れる。その銃口より、激激砲を発射するのだ。

ゲキワザ
激激砲
 複数人の激気を一つに合わせ、ゲキバズーカより発射する激気の砲弾。激気は合わせれば合わせるほど強くなるが、ゲキバズーカ両側面への最初の激気充填は難易度の高い繊細な技術を要する。マスター・シャーフーの時代は、竹筒を使って放ったという。
スーパー激激砲
 スーパーゲキレンジャーが、ゲキバズーカに過激気を充填して放つ、強化型激激砲。激激砲の威力を何倍にも増幅した、その砲弾の爆発力は凄まじい。
スペシャル激激砲
 ゴウ、ケン、レツで放つ激激砲。紫激気が加わることで、別種の威力を発揮する。
解説

 戦隊シリーズの必殺武器定番・バズーカ砲。このような、いわゆる「大砲系武器」、古くは「ジャッカー電撃隊」のビッグボンバーより登場している。初めて商品化を前提にデザインされ登場した「バズーカ砲」は、「電撃戦隊チェンジマン」のパワーバズーカであろう。

 マスター・シャーフーの顔を意匠化したデザインが可愛らしいが、赤・青・黄のカラーリングと、なかなか機能的なディテールによって、不思議なインパクトを放つ。