ハツデンバンキ

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 ヨゴシュタインが強力な電撃によって大地を焼き払わんと画策し、作り出した害地目蛮機獣。

 全身が発電機で構成されており、右胸部のハンドルを自らの手により回転させることで、体内に強力な電気を発生させる。頭部より上空に向かって電撃を放射すると、それは落雷となってターゲットに降り注ぐのだ。また、ヨゴシュタイン特製の発電増幅装置を接続すると、発電パワーは100倍にパワーアップ。その落雷は市街地を一瞬にして焼き尽くす威力を発揮するらしい。

 走輔との戦闘中、自ら発した電撃を走輔と共に浴びてしまうという事故により、走輔と人格が入れ替わってしまう。本来の作戦続行は不可能となるも、入れ替わったことを利とすべく行動を開始。しかし、ヨゴシュタインにその状況を利用され上、その企みはスピードルの直感によって阻まれる。

 「ビッカビカ」「ビカビカ~」が口癖で、妙にテンションの高い言動が特徴。

 断末魔の叫びは「ビッカビカにやられた~! 大停電! ハックショ~ン!」。(演:檜山修之)

登場

GP-12「走輔バンキ!?」

解説

 モチーフとしてはデザインに落とし込みにくいと思われる発電機を、見事にモチーフとして消化してみせたハツデンバンキ。

 走輔と入れ替わるという物語に相応しいものを意識したのか、赤いパーツを効果的に配したカラーリングも映える。

 演ずる檜山修之氏は、勇者シリーズなどでの熱い二枚目主人公が印象的だが、スーパー戦隊シリーズではほぼ常連と言っていいほど怪人の声を担当している。今回は走輔に声をアテるという面白い役回りも堪能できる。