アレルンブラ家

 マシンワールドにおけるガイアークの反乱よりずっと以前、まだスピードル達が生まれる前に、マシンワールドにて乱を起こした蛮機族の名門。

 マシンワールドに洪水や竜巻を起こして暴れまわったと伝えられており、その後突如姿を消してヒューマンワールドへ場を移したものの、清浄な環境におかれて仮死状態となってしまった。

 アレルンブラ家独自の渦巻き紋章を有し、害水王子ニゴール・ゾ・アレルンブラや害水機士ウズマキホーテなど、害水目に属する強力な蛮機族によって構成されている。アレルンブラ家の者は、ケガレシアを「姫」と呼んでいる。

解説

 害地目であるヒラメキメデスに続いて登場したのは、害水目関係のキャラクター。

 「大臣」なる肩書きを持つガイアークの三大臣であるが、「家」「王子」「機士(騎士)」という中世ヨーロッパの貴族的な呼称が登場したことで、蛮機族の世界観はより固まったと言えるだろう。

 アレルンブラのネーミングは、アルハンブラ宮殿あたりからの拝借であろう。実際に「アルハンブラ」なる家はないが、「荒れる」という言葉との相性が良く、世界観にマッチしている。