神話の幻獣 ユニジン

 未来から過去への楕円軌道を周回しているという、美しき神話の幻の獣。12年に一度、12月24日のほんの数秒だけ「今」を通過する。

 通過する地点の東西南北にトネリコの枝を立てておくと、ユニジンはその空間から出られなくなる。その間に水晶に閉じ込めることができるという言い伝えが残っている。

 古理博士が捕獲に成功した際、ヨシナガ教授の推測どおり、周囲にあるものが時空の狭間に落ちて消滅していくという現象が起こった。

 第26話 クリスマスのエリーに登場。

チェックポイント!

 ファンタジー系怪獣は数あれど、ここまで幻想的に演出されたものはあまり例を見ない。マックスと絡まずに、空中を浮遊したり捕縛されたりといったシーンに終始しているにも関わらず、CG等ではなくちゃんと造形物が存在しているのが凄い。

 外観としては、ポケモンっぽく見えるなぁというのが大方の意見ではなかろうか。それ故、伝説的な存在という骨子にも説得力が与えられている。