| デストロン 航空兵 | スカイワープ | |
| DESTRON WARRIOR | SKYWARP | |
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マスターピース第6弾は、スカイワープ。スタースクリームのリデコ/リカラー・バージョンとして登場だ。初期ジェットロンのバリエーション展開としては、至極真っ当な選択であり、サンダークラッカーの登場も期待されるところだ。
MPスタースクリーム発売に際しては、そのスタイル「改良」と「リアルな」カラーリングに批難が集中したが、今回のMPスカイワープ発売に際しては、スタースクリームからスタイルを変更せず、カラーリングをアニメ準拠にするという措置が採られた。
意外にも、カラーリングをアニメ設定に近づけることで(完全に一緒ではない)、スカイワープとして全くと言って良いほど違和感のないアイテムとして完成している。即ち、MPジェットロンの肝はスタイリングよりむしろカラーリングであったと言えるのではないだろうか。
スタースクリームからの仕様変更は付属品にいたるまでほぼ皆無で、新造されたものはマーキングシールとフェイス(顔面)部分のみ。要はカラーリング変更だけで勝負しているのだが、同じ体裁だったウルトラマグナスに比べ、手にしたときの満足度は断然高い。それはオリジナルからして同型のカラーバリエーションであった初期ジェットロン部隊ならではとも言える。旧トイやロボットマスターズで3体揃えた思い出を持つ方も多いのではないだろうか。
今回の重要なポイントとなるカラーリングだが、マットな質感を強調していたスタースクリームとは異なり、グロス感溢れるブラックによる塗装が美麗。完成度の高いジェットモードでは全体がブラック一色となり、その質感が際立つ。決して航空機としてリアルなカラーリングではないが、スカイワープというキャラクターに合致しているのは、このグロス感溢れるカラーリング故だろう。
バイナルテックやキスぷれの展開が事実上終了したことを受け、このスカイワープに関しては、ストーリーライン上における明確な位置づけが感じられない。とすれば、これぞオリジナル世界でのスカイワープということになり、マスターピースも新たな局面に入ってきたということになろうか。

MPスタースクリームと同型で、スカイワープが復活。アニメに近いカラーリングでまとめられ、好感触だ。勿論ディスプレイスタンドも付属。

頭部造形・カラーリング共にアニメ設定に忠実。上半身のスタイリングは正にアニメイメージそのものだ。

スカイワープのフェイスは新造形。チェンジ後は「歯ぎしりフェイス」であるが、スカイワープのキャラクター性には必ずしも一致しない?

可変口径機銃を装備。スタースクリームのナルビームと同型だが、機能はまるで異なるという設定だ。

スタースクリームと同様、ミサイルにも換装可能。

スタースクリームと同じミサイルポッドのギミックを搭載。アニメでは使用されていない。

コンボイに付属するメガトロンガンを装備(イメージ。保持は不可です)。このシチュエーションはアニメにも登場している。

ジェットモードのギミックを生かした、スタビライザーモード。MPスタースクリームより設定された新ギミック。

トランスフォーム!

胸部が機首となり、腕部、脚部が畳まれる。

腕部、脚部を完全に収納。

主翼の変形を開始。

ジェットモード完成(ディスプレイスタンドを使用したままの変形はできません)。

ランディングギアは差し替えなしで展開可。F-15Eストライクイーグルの流麗なスタイルを再現。ブラックのカラーリングが冴える。

リアビュー。フラップやノズルなどのリアルなディテールはスタースクリームからそのまま継承。カラーリング変更により、かなり印象が異なるのが面白い。

ミサイルに換装し、付属パーツでメガトロンガン(MPコンボイに付属)を装備。スタースクリームと共通のギミック。

コクピットにDr.アーカビルを乗せることができる。ただし、Dr.アーカビルとスカイワープの連携は、少々イメージし難い。

レーダードームのメンテナンスモード、エアインテークの可動、エアブレーキ可動、ベクタードノズル可動、フラップ可動など、スタースクリームで高評価だったギミックの数々は健在。
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