アッコ Akko

 絵を描くのが好きな少女で、ミズキとは知り合い。病気で視力を失うも、絵を描けないことに絶望せず、音楽の道を模索する強い意志の持ち主。両親は既に他界している。

 ピッコロを猛練習し、待ちに待った発表会の当日、会場がイフによって破壊されてしまう。

 発表会に託した希望を絶たれたアッコは、演奏する筈だった曲をイフに聞かせる行動に出る。その音色はイフに共鳴し、結果的に東京の大危機を救った。(演:佐々木麻緒)

 第15話 第三番惑星の奇跡に登場。

チェックポイント!

 楽器が絡む子供キャラクターは、ウルトラシリーズにおいて、それほど多く登場するわけではない。すぐに思いつくものでは、Aの第51話に登場した春男少年や、タロウ第16話に登場した亜利人少年ぐらい。

 しかも、大概にしてユーモラスな雰囲気を持った怪獣が登場するようなエピソードが多い中、今回は雰囲気、悲劇度共に異色中の異色キャラクターだと言えよう。悲劇度が逆にクライマックスの「奇跡」を最大限に盛り上げている。