Space.25「惑星トキ 少年の決意」

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 過去への旅のキーとなるトケイキュータマを求め、冒険を繰り広げるという壮大なシチュエーションでありながらも、小太郎の肉親への思慕をテーマとするコンパクトな物語を紡ぎ出した名編。

 12人の戦士を時計に配置する収まりの良さや、これまでの代表的な敵キャラクターを次々に見せるなど、とにかくコンパクトかつ的確な配置が光る一編でした。

Space.24「俺は戦う盾になる!」

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 12人の救世主、ここに誕生す!

 ラッキーとツルギが理解し合うプロセスをハイテンポかつ丁寧に描写して、最強の味方を得るカタルシスを存分に見せてくれた一編です。ところどころに織り込まれた追加戦士の定番要素も楽しく、ツルギの重い過去に終始しない爽快感も出ていて申し分のない「パワーアップ編」でしたね。

Space.23「俺様の盾になれ」

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 ジャークマター側も戦力を強化する中、徐々にツルギの正体が明らかになっていく一編。

 とはいえ、まだまだ謎は残ったまま終了するのですが、ツルギが単に大言壮語に終始するだけの人物というわけではないということは、既に明白です。ギャグとシリアスを矢継ぎ早に繰り出して、ラッキーとツルギの対立(というよりラッキーが一方的に反感を抱いているようにも見える)を描く様は見応え充分でした。

Space.22「伝説の救世主の正体」

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 これまでも、リュウコマンダーやコグマスカイブルーといった追加戦士が登場してきた「キュウレンジャー」ですが、彼らはあくまでも11人の中でオルタネイティブにチームを組んでいくための要員として存在し、その試みは見事に成功しています。その意味では、厳密に異分子たる追加戦士の役割を果たしていないわけで、鳳ツルギこそが「キュウレンジャー」における追加戦士のポジションを体現する者となりました。

 今回は、そんな鳳ツルギの謎に迫る物語。しかし、蓋を開けてみると核心には殆ど迫れていないことが分かるという驚愕の展開に(笑)。さらに数々のギャグを織り交ぜ、前回の格好良さ全開だった鮮烈デビュー戦をひっくり返す面白さに満ちていました。

Space.21「さらばスコルピオ!アルゴ船、復活の時!」

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 前半はスコルピオ絡みのシリアス調、後半は新戦士・ホウオウソルジャー絡みのアクションコメディ調と、普通なら二話分の尺を費やして描くような内容をギュッと凝縮して魅せる一編。

 遂にスティンガーとスコルピオの、因縁と呼ぶにはあまりにも近くて遠い関係性に決着がもたらされることになります。ストレートに描かれた結末は、オーソドックスであるが故に「伝えたいこと」の盛り込み方も巧みに行われ、素直に感動を呼ぶものとなりました。

 そして、リュウコマンダーに続いてイレギュラーなネーミングを冠した、本当の意味での追加戦士・ホウオウソルジャーが鮮烈な登場を遂げます。スコルピオ退場の余韻を吹き飛ばし、新章への露払いを完璧に演じて見せたホウオウソルジャー。劇場版に匹敵する物量で描かれるアクションには度肝を抜かれました。

Space.20「スティンガーVSスコルピオ」

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 シリアス節全開! 一応ショウ・ロンポーのボケはあるものの、基本的にギャグは封印し、徹底的にサソリ座兄弟の因縁を描きます。

 一方、ここで小太郎を持ってくる匙加減は絶妙で、彼の持つイノセントな清涼感が、「針で突っつき合う毒々しさ」を軽減していて良かったですね。小太郎を良心の象徴に終始させず、解毒という役割を持たせて機能させる筋運びも見事でした。

Space.19「森の惑星キールの精霊」

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 一週休みを挟んで、リュウコツキュータマに纏わる争奪戦を描く一編。

 基本的に明瞭快活なストーリーテリングに終始していますが、まさかのスティンガー参戦によって状況が一変するあたり、一筋縄ではいかない感じがニクいところ。リュウコツキュータマ一つをめぐって、並行している流れを交差させる手法は見事でしたね。

 森の精霊エリスのカリカチュアライズされた「あざとさ」も面白く、いわゆる「守人」や「精霊」の典型的なイメージを崩すことに成功していました。

Space.18「緊急出動!スペースヒーロー!」

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 宇宙刑事ギャバンとデカレンジャーが夢の共演を果たすという、スペシャル・コンテンツ「スペース・スクワッド」とのタイアップ回!

 ラシンバンキュータマをマーダッコに盗ませ、追跡するラッキーたち共々ワームホールを通って「スペース・スクワッド」の宇宙に迷い込むという展開が巧みで、「キュウレンジャー」の基本的な流れにあまり干渉させずに豪華共演を実現させていました。

 冒頭からマーダッコの追跡劇が繰り広げられ、ラシンバンキュータマが盗まれた経緯などの細かい説明を一切割愛する思い切りの良さと、展開の勢いが物凄く、疑問を挟む余地なく一気呵成に夢の共演劇へとなだれ込むハイテンポな作劇に唖然としながら、鑑賞後の満足感も一際大きいという、実に楽しい回になりました。

Space.17「闇のドームを照らしタイヨウ!」

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 前回の、ある種のバッドエンドに続く展開たるやいかに!?

 シリアスムードを引き摺るのか、はたまた、それをぶっちぎって超コメディに振るのか。サブタイトルからは後者を想像していましたが、意外にもニュートラルな雰囲気でまとめられていて驚きました。

 スポットが当たっているのは、ガルとバランスの関係。ガルにはラッキーという精神の拠所があり、バランスにはナーガという相棒が居るため、この二人の間にある関係性についてはこれまで全くというほど言及されませんでした。しかし、意外と一緒に行動する機会も多く、スーツキャラ同士の良い意味でのガチャガチャした芝居合戦の醍醐味もあって、良いコンビを見せていたと思います。

 今回、この二人の関係が整理されたことで、人物相関図もより密な繋がりを呈すこととなりましたね。

Space.16「スティンガー、兄との再会」

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 弩級のシリアス回。まさかのチャンプ大破という衝撃のラストを迎える超鬱展開に、唖然とすること必至。

 スティンガーとチャンプのコンビでしばらく引っ張ると思っていたので、こんなに早く「区切り」が付けられるとは思いも寄らず。しかもその「区切り」が最悪の形で示されるインパクトは、筆舌に尽くしがたいものがありました。

 全体を俯瞰しても、ギャグはバランスの言動とベラ帰りではしゃぐ面々のショットのみ(あとはウシカイキュータマ)となっており、その裏切り中心のドラマは戦隊らしからぬ(あるいは90年代の戦隊らしい)雰囲気となっていました。