Space.18「緊急出動!スペースヒーロー!」

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 宇宙刑事ギャバンとデカレンジャーが夢の共演を果たすという、スペシャル・コンテンツ「スペース・スクワッド」とのタイアップ回!

 ラシンバンキュータマをマーダッコに盗ませ、追跡するラッキーたち共々ワームホールを通って「スペース・スクワッド」の宇宙に迷い込むという展開が巧みで、「キュウレンジャー」の基本的な流れにあまり干渉させずに豪華共演を実現させていました。

 冒頭からマーダッコの追跡劇が繰り広げられ、ラシンバンキュータマが盗まれた経緯などの細かい説明を一切割愛する思い切りの良さと、展開の勢いが物凄く、疑問を挟む余地なく一気呵成に夢の共演劇へとなだれ込むハイテンポな作劇に唖然としながら、鑑賞後の満足感も一際大きいという、実に楽しい回になりました。

Space.17「闇のドームを照らしタイヨウ!」

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 前回の、ある種のバッドエンドに続く展開たるやいかに!?

 シリアスムードを引き摺るのか、はたまた、それをぶっちぎって超コメディに振るのか。サブタイトルからは後者を想像していましたが、意外にもニュートラルな雰囲気でまとめられていて驚きました。

 スポットが当たっているのは、ガルとバランスの関係。ガルにはラッキーという精神の拠所があり、バランスにはナーガという相棒が居るため、この二人の間にある関係性についてはこれまで全くというほど言及されませんでした。しかし、意外と一緒に行動する機会も多く、スーツキャラ同士の良い意味でのガチャガチャした芝居合戦の醍醐味もあって、良いコンビを見せていたと思います。

 今回、この二人の関係が整理されたことで、人物相関図もより密な繋がりを呈すこととなりましたね。

Space.16「スティンガー、兄との再会」

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 弩級のシリアス回。まさかのチャンプ大破という衝撃のラストを迎える超鬱展開に、唖然とすること必至。

 スティンガーとチャンプのコンビでしばらく引っ張ると思っていたので、こんなに早く「区切り」が付けられるとは思いも寄らず。しかもその「区切り」が最悪の形で示されるインパクトは、筆舌に尽くしがたいものがありました。

 全体を俯瞰しても、ギャグはバランスの言動とベラ帰りではしゃぐ面々のショットのみ(あとはウシカイキュータマ)となっており、その裏切り中心のドラマは戦隊らしからぬ(あるいは90年代の戦隊らしい)雰囲気となっていました。

Space.15「海の惑星ベラの救世主」

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 ハミィ編...なのですが、ナーガが美味しい(可笑しい)ところをほとんど持って行ってしまう迷編。

 前回が完全にギャグ回だったので、今回もその余韻に預かるのかと思いきや、意外にもシリアスな物語となっていました。プロット自体は、どこかで見たことのあるような話の寄せ集めでしたが、ハミィの正しく戦隊ヒロインな姿にインパクトがあり、選抜メンバーのうち4人が素面キャラになるなど、極めて従来の戦隊らしい画作りが行われた回でもあります。

Space.14「おどる!宇宙竜宮城!」

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 シリアスとコメディ、硬軟取り混ぜたエピソード群を送り込んできた「キュウレンジャー」ですが、ここに来て箸休め的な一編を投入してきました。

 サブタイトルからして不思議コメディシリーズの一本っぽいので、コメディであろうという予想は容易でしたが、期待を裏切らない徹底したコメディでした。惜しむらくは、「おどる」という要素があまりフィーチュアされませんでしたが、そんなことは些細だと断言出来る快作(怪作)だったことは間違いありません。

Space.13「スティンガー、兄への挑戦」

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 前回までに繰り広げられた11人勢揃いまでの道程。今回は打って変わって、新しい旅立ちの前段を描く「準備編」とも言うべき趣になりました。

 小太郎しかり、スティンガー、そしてチャンプしかり。ラシンバンキュータマがしばらく使えなくなってしまうという制限も効いていて、アルゴ船の完成までに隙間の時間を作り、バラエティ豊かな挿話を見せていくという意図が見られます。

 今回は「新たな旅への準備」を段取り良く見せつつ、ゾンビを登場させてビジュアルの面白さを狙ったり、2チーム体制で行動するという変則パターンを見せたりといった楽しさも追求されています。ストーリーがシリアスムードな分、そういった面でバランスをとっているのが巧いですね。

Space.12「11人の究極のオールスター」

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 正に壮観!

 1クール終盤で11人勢揃いという無謀とも思えるイベントが、無理なく展開される構成力には脱帽です。割と簡単に集まった9人に対し、リュウコマンダーとコグマスカイブルーについては話数を割いて「加入」を描いたことにより、11人というボリュームにもちゃんとした意義が生じているのが巧く、ここでの総勢11人体勢にも違和感がないですね。

 ヒーローの敗北からの逆転という最終編の典型のようなプロットで展開されますが、そこかしこにコミカルな要素を織り交ぜているため、「この先にこれ以上の展開が待っている」と思わせるあたりも良いと思います。

Space.11「宇宙を救う3つのキュータマ」

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 サブタイトルはアルゴ船に関するトピックを表していますが、メインとなるのはラッキーが初めて遭遇する不運と、小太郎とスティンガーの交流。

 「アンラッキーなラッキー」という超キャッチーなコピーが秀逸そのものですが、なかなか痛々しい感じに描かれていて意外にシリアス。そしてラッキー幼少期の謎まで用意されるという徹底振りが嬉しいです。

 一方のスティンガーと小太郎のコンビは、兄弟をキーワードとしたこれまたシリアスなもの。ただし、小太郎が明るい少年キャラクターの典型を行っているので、良い感じに中和されていました。

Space.10「小さな巨人、ビッグスター!」

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 11人目の戦士、コグマスカイブルー登場!

 前回はリュウコマンダーが登場して話題をさらっていきましたが、今回はそのインパクトを超えると言っても過言ではない、少年戦士の誕生となります。

 ストーリー自体は、オリオン号が遭遇する未曾有の危機を描くものでしたが、実に緊張感のない演出が凄まじいインパクト(笑)。最初に巨大戦を持ってきて、あとはじっくりとラッキーと小太郎にスポットを当てた作劇とするなど、見せ方自体も面白いエピソードでした。

Space.9「燃えよドラゴンマスター」

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 新戦士・リュウコマンダー誕生!

 「ジュウレンジャー」への改名を却下するという、かなりギリギリなギャグを披露しつつ、とうとう10人体制を全肯定してしまう凄さ。「究極の救世主」だから人数が減ろうが増えようが「キュウレンジャー」なのだという思い切りの良さが逆に笑えます。

 一方で、いい加減なオヤジというキャラクターの裏に秘められた凄絶な過去...という展開はやはり燃えるものがありますね。そのテキトーさは苦悩を隠すための芝居なのか、それともリベリオン壊滅後も長く戦ってきたことで得たものなのか。ショウ・ロンポーというキャラクターの魅力の虜になること必至です。