Space.41「突入!惑星サザンクロス」

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 敵の本拠地に突入する、スペースオペラでは正にド王道な展開を導入し、クライマックス感を盛り上げる一編。

 「スター・ウォーズ」よろしく、ギリギリで鉄壁の守りを打破していく展開は燃えるものがあります。しかし、大がかりなバリア破壊は冒頭にあっという間に終わり、メインは「ヘルズゲート」なる門を開けるというミッションに移行。残り話数は潤沢とは言えないまでも存在する割に、性急な感も否めず...といった感想を持ちました。

Space.40「開幕!地獄のデースボール」

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 9人体制での開始となった「キュウレンジャー」に相応しい題材ということで、野球です。既に12人体制が板に付いているので、期を逸した感は否めないものの、いわゆる連続バラエティ編が繰り広げられているこの時期が最良のタイミングだったと言えるでしょう。

 正直、私個人は野球に関して疎いので、散りばめられた小ネタは分かりませんが、疎いということでスパーダには感情移入し易かったという面も。野球を苦手とするスパーダをメインに持ってくるあたり、スポーツの見方が多様化した現代ならではと言えるように思います。一昔前なら、全員が野球に長けていて当たり前ですからね。

Space.39「ペルセウス座の大冒険」

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 三つのキュータマを巡るバラエティ編の2本目。

 前回もかなりコミカルな一本でしたが、今回は前回のユルさとはまた別種のコメディを「気合入れて作りました」と言わんばかりの高レベルで仕上げてくれました。大いに笑って、少しホロリとさせる友情物語に感動して、また笑って...といった具合に、ナンセンスコメディを押し出しつつ、喜劇の常套句を踏襲していく感覚が素晴らしいエピソードでした。

 今回のMVPは何と言ってもスティンガーでしょう。無論ストーリー的にもスティンガーがメインでしたが、「怪演」と呼ぶに相応しい立ち回りで、観衆の目を、耳を、かっさらって行きました。

 勿論、うじきつよしさんの待望の出演も見逃せないポイントです。

Space.38「おっタマげ!危機9連発!」

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 ここに来てコメディ色全開のバラエティ編に突入! やはり「キュウレンジャー」は、シリアスムードよりもコミカルなエピソードの方が光って見えるのは私だけでしょうか。

 舞台はケフェウス座系とペルセウス座系へ。今回はケフェウス座系がメインステージとなり、ラッキーが向かったペルセウス座系は次回のメイン。従って、ラッキーが物語の裏側で動いているという、珍しい回にもなりました。

 「少林寺三十六房」を元ネタにした「九林寺九房」を舞台に、ツルギ率いる個性派チームが挑みます。メインで活躍しまくるのはツルギですが、拗ねたショウ・ロンポーの立ち振る舞いが真のメイン。とにかく随所でクスッと笑わせてくれました。

Space.37「ラッキー、父との再会」

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 ラッキーの生まれ故郷、シシ座系惑星カイエンへの旅。王である父がジャークマターの手先となって民衆を苦しめている...という情報の真偽を確かめるため、ラッキーは仲間と共に父との思い出の地へと向かいます。

 かなり期待値が大きかったので、正直肩透かしを喰らった感が否めないのですが、ラッキーのポリシーを再確認するという点では、一貫したテーマ性の元に構築された物語となっていました。魅力的な駒が揃っていたので、「浪費」が惜しい。実に勿体ないですね。

Space.36「ラッキーの故郷に眠る伝説」

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 ラッキーの出自に迫る一編。同時に、新ガジェット登場編としての側面もありました。

 向かうはラッキーの育った地であるコジシ座系惑星ルース。シシレッドである彼がシシ座系出身であることは、事前に誰もが分かっていましたが、コジシ座系に身を置いていたことは今回初開示(ですよね?)。終盤に向けて様々な要素を回収していく過程で、やや性急な設定付加が行われるのは珍しいことではないですが、「キュウレンジャー」はそのキャラクターの多さにより、そういった傾向が強くなってしまっている感はありますね。やはり、もう少し前にラッキーの出自に関する謎について盛り上げておいた方が...と思ってしまう回ではありました。

Space.35「宇宙No.1アイドルの秘密」

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 予告が流れた時点では、戦隊恒例のアイドルパロディ回かと思いきや、実はちょっとパロディ織り交ぜつつの正統な潜入モノだったという、驚きの一編。しかも、内容は結構なシリアスムードと来ていて、最終クール前の息抜き編と油断していたらケガをするような切れ味でした。

 シリアスムードとは言え、ハミィ編としての充実度は非常に高いレベルで成立していて、衣装のバリエーションの多さ、セリフの量、過去に触れた回想シーン等、彼女のキャラクター性を存分にアピールする絶好の機会となりました。ハミィがメインとなるエピソードはこれまでも存在しましたが、その総決算(恐らく、最終クールには明確な単独メイン回がないと思われるので...)と呼ぶに相応しいものとなったのではないでしょうか。

Space.34「謎の覆面戦士、現る」

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 帰ってきたチャンプ!

 これで遂にフルメンバーが再び揃ったことになり、いよいよジャークマター本拠に乗り込む準備ができたことになります。

 今回は、チャンプが過去に残って見聞きしてきたことが中心となって話が進むわけですが、正直なところ説明不足な感は否めないところで、並び立つ二人のチャンプ(?)のビジュアルの面白さや、ボケとツッコミの切れ味が目立っていて、肝心なチャンプの苦悩にはあまりスポットが当たらない印象になり、やや惜しいところでした。

Space.33「発進!バトルオリオンシップ!」

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 前回既にバッチリネタバレしていたにも関わらず、その誕生プロセスがかなりのインパクトを伴っていた、新たな宇宙戦艦登場編!

 オリオン号のユニークな、オーソドックスな宇宙船からは離れたデザインから一転して、空母のような分かり易いデザインとなったバトルオリオンシップ。正に宇宙船から宇宙戦艦へのバトンタッチとなり、キュウレンジャーの戦う体勢もより強化されたわけです。

 一方、意外にコミカルなシーンが多く、悲壮感といったものは払拭されており、明朗快活な探索譚に仕上がっています。これは、古き佳き子供向けSFの雰囲気を踏襲した作りで、実に良いですね。

Space.32「オリオン号よ、永遠に!」

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 重要なサブキャラクターがドラマティックに退場するエピソードは数あれど、宇宙船が「退場」するという意表を突いた展開が見事な一編。

 基本的に物言わず、意志もほとんど感じられないオリオン号ですが、その退場は実にドラマティックに演出され、オリオン号がキャラクターとして扱われていることを物語っていました。オリオン号を「おじさま」と呼んでいたラプターがストーリーのメインに据えられており、その健気さが心を打ちます。