バンダイ ビークルモデル 008 AT-ST & スノースピーダー

 スター・ウォーズのビークルモデル第8弾は、これまでのいかにもスペースクラフト然としたラインナップから少し外れた、嬉しいチョイスとなりました。

 いわゆる「二足歩行装甲車」とも言えるAT-STがラインナップに加わったことで、ビークルモデルのカバーするエリアが拡がったように思います。「足」の付いた兵器は、他にAT-ATが存在しますが、こちらもビークルモデル版を期待してしまいますね。

 エピソード5「帝国の逆襲」や6「ジェダイの帰還」、そしてローグ・ワンにも登場するAT-STは、その「鳥足」が印象深く、やはりこの独特のシルエットを有するメカニックも、スター・ウォーズを代表するものと言えるでしょう。恐らくは、ハリー・ハウゼンの描いた恐竜がイメージソースだろうと思いますが、同様の手法(ストップモーション)で描写されたシーンは、モーションブラーの効果でかつてないリアリティ溢れるものとなり、当時の観客の度肝を抜いたと伝えられています。

 スノースピーダーは、エピソード5「帝国の逆襲」に登場。その名の通り雪原上を自在に滑空し、AT-STやAT-ATに戦いを挑んだ反乱同盟軍の戦闘機です。純粋な航空戦力ではないため、ホバークラフトのような少し野暮ったいシルエットがまた魅力。パイロットと砲撃手が背中合わせになって乗り込むスタイルもユニークです。

 これらが二機セットになったということは、AT-STは「帝国の逆襲」版ということですね。細部を瞬時に判別できるようなマニアではないので、あくまで推測ですけど(笑)。



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バンダイ ビークルモデル 007 タイ・アドバンストx1 & ファイター セット

 スター・ウォーズにおける帝国側の象徴的スター・ファイターであるタイ・ファイター。「フォースの覚醒」でもイメージそのままでリメイクされ、その人気の高さとアイコン的な役割を再確認できました。

 スター・ウォーズ シリーズのオリジンたる「新たなる希望」では、ラストのデス・スター攻略戦において、ダース・ヴェイダーの操るタイ・アドバンストと、一般機のタイ・ファイターが編隊を組んで反乱軍を迎撃するくだりが描写され、次々に撃墜あるいは戦列離脱を余儀なくされる反乱軍機の様子から、帝国軍の脅威を感じることができます。

 巨大なソーラーパネルを配した、タイ・ファイター独特のシルエットは、鮮烈な印象を残しますね。タイ・アドバンストの方は、やや我々がイメージしやすい航空機にスタイルを寄せつつも、やはりタイ・ファイターの発展機であることをしっかり主張していて素晴らしいです。

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