エピソード9の特報が公開され、”THE RISE OF SKYWALKER”なるサブタイトルに心躍らせた、あるいは不安を感じる諸氏もいらっしゃることと思います。

 私は「フォースの覚醒」も「最後のジェダイ」も普通に大好き(あれっ?と思うことがあっても良いところを探しまくる派)なので、すでに待ちきれなくてウズウズしているところです。

 さて、「最後のジェダイ」に登場した新メカが、このAT-M6。AT-ATにゴリラのスタイルを取り入れた意匠が秀逸で、その重厚感溢れるスタイリングに活躍を期待されましたが…。まあ、ここは私も弁護の余地がないくらい「ただ出てきただけ」の感があり(笑)、あまりインパクトを残すことなく本編が終了してしまいました。一応、ルークを最大火力で砲撃しまくるという見せ場(?)はありましたけど。



キットについて

 ずっとガンプラが続いていたので、ビークルモデルを作るのは久々。

 実はずっと前にパーツの処理だけはしていて、サフも途中まで吹いて放置していました。Gディフェンサーを塗っている最中、サフの余りを吹いたり、乾燥中の時間を利用してグレーを吹いたりしているうちに、あっという間に完成。さすがはビークルモデルです。

 モールドもスタイリングも完璧で、ビークルモデルの中でも群を抜いて細かいパーツが存在し、組み立てプロセスの満足度もなかなか。一方で複雑なディテールを持つパーツが一体成形になっているなど、大胆かつ効率的な設計が楽しいキットとなっています。

塗装について

 ガイアカラー黒サフ、Mr.カラーのニュートラルグレーでほぼ基本塗装は終了。ガイアカラー・クリアブラックでのシェーディング、Mr.カラーのつや消しクリアーでのトップコートまではいつもどおりです。

 その後、ビークルモデルにおける定番として、Mr.ウェザリングカラー・マルチブラックでのウォッシングを適当に施しました。これだけで大化けするので楽しすぎます。

「目」の部分はMr.カラーのGXメタルレッドを筆塗りし、その上からガイアカラーの蛍光ピンクと蛍光レッドの混色を重ねています。

各部ショット

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 いつも言うことが同じになってしまいますが、写真にするとスケールが分からなくなる完成度です。

 可動部はほぼありませんが、今にも動き出しそうな重心の絶妙さが良いです。

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 後ろ足はAT-ATによく似ています。ちゃんとシリンダーが独立していたり、背中のタンク状パーツや開閉できそうなハッチ等が精密感を演出。

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 真正面から見ると意外にスリムな雰囲気です。

 赤い部分は是非とも塗装しておきたいところ。

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 真後ろだと今度は得体の知れない両生類のようなシルエットに。キメラ的なスタイリングが意図されているのかも知れませんね。

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 劇中では一体が「旗艦」のような役割を担っていましたが、確かにAT-ATよりも要塞的な雰囲気を感じさせますね。

バンダイ ビークルモデル 012 AT-M6

 あおりで撮った時の迫力たるや素晴らしいものがあります。極端に言えば、ウェザリングカラーでバーッと汚すだけで良いので、「最後のジェダイ」を観て気に入ったなら是非作って頂きたいキットです。

 このキットの後も、やや長めのスパンを取りつつ意欲的なビークルモデルがリリースされ続けています。一応発売と同時に積んでいますので、一気に進めたい…と言いつつなかなか進まないんですよね、これが。



投稿者: SirMiles

【マー 🏃 SirMiles / Masafumi Fujimura / https://sirmiles.com / maruzoku】 Run、音楽、プラモ。趣味は広く浅く。生業はIT系。

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