仮面ライダーのメカコレ第3弾は、4号ライダーことライダーマンをすっ飛ばして仮面ライダーBLACKのバトルホッパーとなりました。
かつて、「ENTERTAINMENT BIBLE」というマニア向け書籍のシリーズがあり、仮面ライダーもラインナップに加わって非常に質の高い資料として重宝しましたが、そのシリーズもスカイライダー〜ZXをすっ飛ばしてBLACKを上梓したという経緯があり、今回もその悪夢が蘇ったとか蘇らなかったとか(笑)。
冗談はさておき、BLACKは新体制のスタッフによって制作された全く新しい仮面ライダーとして、鮮烈な印象を残しました。現在でも高い人気を誇り、特に終盤になってようやく登場するシャドームーンとの、悲劇的な対立構造がファンに評価されています。
個人的には、様々な知識を身につけた後に出会った初めての仮面ライダーであり、好きの度合いは別として、非常に印象深いシリーズでもあります。
バトルホッパーは、バッタそのもののデザインが強烈でした。アマゾンライダーのジャングラーに通ずる語法で組み立てられ、BLACKの世界観に合わないなぁ…というのがファーストインプレッションです。しかし、正にバッタの化身として描写されるBLACKと完全にシンクロし、生体メカという鮮烈な設定と相俟って、その魅力を増していくのに時間はかかりませんでしたね。