バンダイ ビークルモデル 010 Aウイング・スターファイター

 Aウイング・スターファイターは、その平べったい特異な形状が他のスターファイター群と趣を異にし、コアな人気を得ているメカニックです。

 グレーを基調とする各種メカニック群の中にあって、明るいホワイトがベースカラーとなっているのもユニークで、何となく牧歌的な雰囲気を漂わせています。

 いわゆる本編映画の中では、登場作品が「ジェダイの帰還」のみということもあり、シリーズのアイコン的な存在であるXウイングあたりと比べると、かなりマイナーな部類に入るとは思います。ジェダイ・スターファイターと共に、ビークルモデルのラインナップの幅を拡げるための試金石なのかも知れませんね。スター・ウォーズにはまだまだ沢山のメカニックがあるので、是非拡充路線を突っ走って欲しいところではあります。



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バンダイ 1/12 キャプテン・ファズマ

 「フォースの覚醒」で、ストームトルーパーの指揮官として登場したキャプテン・ファズマ。そのメッキ処理された煌びやかなアーマーと、一際目立つ長身が非常に格好良く、果たしてどのような活躍を見せてくれるのかと期待を煽りました。女性のヒールキャラという点も、新世代のスター・ウォーズ到来を感じられる要素の一つでしたね。

 ところが、本編では登場シーンも少なく、ダストシュートに投げ落とされたと思しき末路(そうしようと相談するセリフがあったのみ)を辿るという、何やら不遇なキャラクターに…。

 勿論、そのままでは終わるはずもなく、「最後のジェダイ」にも登場。今度は剣戟を伴う一大バトルが繰り広げられ、さらにはマスクの一部が破損して美しい素顔の一部が見られるなど、前作よりは良い扱いになりました。しかしながら、やはり他のメインキャラクターと比べて印象は弱く、なんとか次作にも登場して挽回願いたいところです。

 このキット自体は「フォースの覚醒」公開時のもので、随分長く積んでしまいました。ファズマは「最後のジェダイ」版のキットも既にリリースされていて、そちらには新武器も付属しています。

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バンダイ ビークルモデル 009 ジェダイ・スターファイター

 最後のジェダイも公開され、物議を醸すスター・ウォーズシリーズですが、その勢いでようやく次のビークルモデルに着手できた次第です。

 ビークルモデルの第9弾は、デルタ7型のスターファイターで、通称ジェダイ・スターファイターと呼ばれるものをキット化。それまで、エピソード4〜7のメカニックを中心に展開してきたビークルモデルですが、突如エピソード2からの商品化とあって、結構なインパクトでした。

 劇中では、オビ=ワン・ケノービが操縦して惑星カミーノを訪れ、ジャンゴ・フェットとバトルを繰り広げた後、壮絶な追跡劇を展開。くさび形のシャープな単座式戦闘機と、リング状のブースターが分離・合体するギミックは、プリクェル・トリロジーならではの魅力と言えます。

 コクピット周辺に関しては実物大のプロップも存在しており、赤いR4-P17の可愛らしさと相俟って強い印象を残しています。

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