快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #38「宇宙からのコレクション」

 東映製作の「宇宙からのメッセージ」を思わせるサブタイトルで、まさか第三勢力の宇宙人とかが登場する!? と妙な予想をしていましたが、実際は極めてオーソドックスな新ガジェット入手譚でした。

 さすがに新ガジェット入手のみに話を振るわけにもいかなかったのか、ザミーゴやデストラといった、口の悪さを隠さずに言えば「ギャングラーの空気」メンバーを活躍させ、何らかの伏線を張るといった仕掛けが導入されています。

 一方、ノエルの「居場所」を確立するかのようなテーマもあり、こちらは胸に響く良いお話でした。



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グッドスマイルカンパニー MODEROID 六神合体ゴッドマーズ

 恐るべきことに、平成最後の夏にゴッドマーズのプラモデルが発売されました。

 スーパーミニプラで盛り上がる懐かしロボコンテンツのキット化に追随したのは明らかですが、所謂「中の人」が元スーパーミニプラの設計開発に携わっていた方だと知って余計に驚きました。

 「六神合体ゴッドマーズ」は直撃世代の私にとって、色々と思い入れのあるコンテンツ。DX超合金を幸運にも買ってもらったり、当時のプラモを作ったり、再販プラモを作ったり…。最近はサントラを買い直したりしました。

 当時のキットとしてはベストメカコレクションの1/440と、デラックスキットの1/300がありました。デラックスキットの方は合体ギミックを備えていたものの、ウラヌスとタイタンが省略されていたりと、結構残念な仕様。ただし、スフィンクスのギミックに関してはDX超合金より優れた部分もあり、後の超合金魂でも参考にされていたりします。

 作品の方は、語り出すときりがないので割愛致します(笑)。

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #37「君が帰る場所」

 ビジュアルが奇異なので、もっとコメディ寄りなのかと思いきや、かなりウエットな質感が印象に残る一編でした。

 魁利と圭一郎の交流がメインになりますが、魁利の危うさと圭一郎の強引さのコントラストが見事にWレッドたるメリットを喚起していましたね。

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #36「爆弾を撃て」

 完全に警察のターンでしたが、快盗にも活躍の場が意外とあり、さらにドラマ上不可避な対立をも盛り込まれ、充実の一編となりました。

 ギャグとシリアスのバランスも見事で、咲也が原因で繰り広げられるドタバタは、彼の本質部分と敵の能力由来の部分が見事にブレンドされたものになっています。圭一郎の「名演」も素晴らしい。そしてつかさの意外な活躍振りもまた嬉しいところでしたね。

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #35「良い人、悪い人、普通の人」

 ギャグ編の体裁をとりつつ、コグレさんと魁利たちの微妙な関係にスポットを当て、ちょっとハートウォーミングな後味を残す秀逸な一編。

 分裂・性格の先鋭化といったギミックこそオーソドックスですが、それらが面白可笑しく、しかも丁寧に描写されているため、見所満載となりました。

 サブタイトルは、懐かしの「欽ドン」の名物コーナーのパロディですね。イモ欽トリオとか、よせなべトリオとか、中原理恵さんの芸達者振りとか、色々思い出があります(笑)。

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #34「伝説の銃」

 台風による停電がないかと恐れていましたが、幸いルパパトのオンエアには全く影響がなく、安堵した次第でございます。結局、土日とも停電はありませんでしたが、暴風はかなり恐ろしかったですね…。

 さて、今回は快盗のターン。パトレンジャーは戦闘に参加するものの、本筋には殆ど絡みませんでした。アルセーヌの意志を真に受け継ぐ者は誰か? というのがテーマとなっており、当然の如く魁利がその誉れを受けるわけですが、歴代レッドとは一味も二味も趣が異なり、本当に格好良かったですね。

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