バンダイ 1/72 オーラバトラー・ズワァース

バンダイ 1/72 ズワァース

 旧キットの1/72 オーラバトラーシリーズにおける最終ラインナップが、このズワァースです。

 その迫力あるフォルムから、何となくラスボス的な雰囲気で扱われるオーラバトラーですが、劇中での活躍は(黒騎士のダメさ加減もあって)あまりパッとしないもので、さらにガラバやブブリィといったオーラボンバーに「敵メカ」の座を奪われることになってしまいます。

 しかしながら、巨大なオーラコンバーターや設定画の腰を落とした独特のポーズなどと相俟って人気は高く、後にHGでもリメイクされることになりました。



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バンダイ ビークルモデル 006 ミレニアム・ファルコン

バンダイ ビークルモデル 006 ミレニアム・ファルコン

 スター・ウォーズのアイコン・キャラクターがダース・ベイダーならば、メカのアイコンは恐らくミレニアム・ファルコンでしょう。

 円盤と何らかの構造物を組み合わせた宇宙船の典型は、スター・トレックのエンタープライズと、このミレニアム・ファルコンにとどめを刺します。非常にキャッチーなシルエットと、劇中で「銀河一速いポンコツ」と称される高いキャラクター性、そして艇長であるハン・ソロの魅力が相俟って、唯一無二の「有名な宇宙船」として君臨しています。

 「フォースの覚醒」にも若干のマイナーチェンジを経て登場しており、地上スレスレを縦横無尽に飛び回る姿が、新しい魅力を振りまいていました。バンダイのメインとなるプラモデルラインでは、その「フォースの覚醒」版が1/144スケールでリリースされ、旧版を待ち望んだファンはちょっとモヤモヤすることとなりましたが(笑)、このビークルモデルがその渇きを少し癒やしてくれました。



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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 08 ウルトラホーク2号

バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 08 ウルトラホーク2号

 ウルトラメカコレは、セブン編とも言うべき段階に入ってきました。ホーク1号だけは試金石的な感じで序盤にて発売されましたが、その後は科特隊のメカが連続。今度はこのホーク2号からウルトラ警備隊のメカが連続リリースとなっています。

 ウルトラホーク2号は宇宙ロケットを意識したデザインで、実際に劇中でも大気圏外での運用を前提とした機体。

 垂直に立てた状態ではロケットに見え、水平にした状態だと航空機のシルエットに接近するという秀逸な設計が見事ですね。実際に立体物を触ってみて、その目指すところがさらにはっきりと見えてきました。



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バンダイ 1/12 ボバ・フェット

バンダイ 1/12 ボバ・フェット

 スター・ウォーズの1/12シリーズも色々と出揃っていますが、メカ群に比べるとラインナップの少なさは否めないところ。本編ではヒューマノイドのキャラクターが多い上に、素面のメインキャラクターが多くを占めるのでプラモデルになりにくいようです。

 S.H.Figuarts等の完成品トイでは、多くのジェダイやソロといった人間キャラクターが多数商品化されています。プラモデルでも展開して欲しいところではありますが…。

 さて、ボバ・フェットは言わずと知れたスター・ウォーズの大人気キャラクター。実のところ登場シーン自体は非常に少なく、エピソード6では大した見せ場もないまま不本意な退場を果たしてしまうといった具合で、扱いは悪いです。

 しかし、妙にファンを惹き付ける魅力があり、エピソード2ではその誕生の秘密が描かれたり、今後スピンオフでの登場の話があるなど、ファンの情熱は確実に制作側に響いたようですね。

 人気キャラクターのボバは商品化の機会も豊富で、そんな中でのプラモデルという意外性は、確実にスター・ウォーズファンのモデラー心をくすぐったと思います。

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バンダイ ビークルモデル 005 Yウイング・スターファイター

バンダイ ビークルモデル 005 Yウイング・スターファイター

 手のひらサイズで超絶ディテール、スター・ウォーズ・ビークルモデルの第5弾は、Yウイング。

 エピソード4時点では既に旧式のスターファイターという設定で、おおよそのメカが剥き出しになったデザインは、強烈な印象を残します。後にエピソード1〜3におけるポッドレーサーなどにもその雰囲気が継承され、同質のテクノロジーが連続している世界観に裏付けが行われました。

 いわゆるネイキッドスタイルなので、そのディテール密度も相当なものになるわけですが、そのあたりはさすがビークルモデル。同シリーズのラインナップ中でもダントツの密度を誇ります。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 07 科学特捜隊専用車

バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 07 科学特捜隊専用車

 メカコレに、遂に実車モデルが登場。人気の面で言えばポインターなのでしょうけど、オリジナルへのリスペクトということなのか、この科特隊専用車が第一弾として選ばれました。

 科特隊専用車のベースは、当時円谷一氏の愛車だったシボレーコルヴェアだったと言われており、基本的にステッカーでのみデコレートされたものだったようです。

 高級感あふれるサルーンで、どことなくビビッドなイメージを持つ科学特捜隊において、青いブレザースタイルと共にクールな一面を担っていました。

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バンダイ ビークルモデル 004 ファースト・オーダー タイ・ファイター セット

バンダイ ビークルモデル 004 ファースト・オーダー タイ・ファイター セット

 STAR WARS ビークルモデルの第四弾としてリリースされたのは、「フォースの覚醒」に登場したファースト・オーダー仕様のタイ・ファイター。しかも、スペシャル・フォースとノーマルの2機セットという、なかなかボリューミーなキットです。

 伝統的なタイ・ファイターに酷似したシルエットを持ちながら、細部に様々な差異がある点は、レジスタンスのXウイングなどと同様の方向性を示していますが、こちらは特に色を反転させるという手法での差別化が、より強い印象を与えています。

 劇中では、ポーがフィンと共にファースト・オーダーを脱出する際に奪取するといった重要なシーンでの活躍が見られ、その高性能ぶりをポーのセリフでも表現し、ファースト・オーダーの脅威を巧く提示していました。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 06 ベルシダー

バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 06 ベルシダー

 ウルトラシリーズのメカコレもどんどんラインナップが追加され、充実しています。

 第六弾は科学特捜隊の地底戦車ベルシダー。劇中での登場回数は少ないですが、ゴルドン戦での活躍振りが強い印象を残すメカです。

 カラーリングは他のメカと統一感のあるシルバーとレッド。このベルシダーの後にも多様なドリル戦車が特撮界に登場してきますが、これほどドリルが主張しているデザインは珍しい部類でしょう。科特隊メカはその丸みに特徴がありますが、このベルシダーも例外ではなく、シャープな先端から丸みのあるボディに繋がるラインの美しさは、他の追随を許しません。

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バンダイ ビークルモデル 003 Xウイング・ファイター ポー専用機

バンダイ ビークルモデル 003 Xウイング・ファイター ポー専用機

 スター・ウォーズのビークルモデルは今のところすべて購入しているのですが、積みプラ化しているので少し製作ペースを速めているところです(笑)。

 ナンバリング・エピソードとしての最新作「フォースの覚醒」に登場するレジスタンス仕様のXウイング。最初にデザインを見たときは、昔のXウイングとシルエットがあまり変わらない印象で、「その先」が見たかった私としては少々残念にも思われたのですが、立体物を手に取ってみると、その洗練された魅力の虜になりました。

 個人的に最も好きな部分は、ウイングを閉じた際に面一になるというギミック。このシャープさにすごく惹かれます。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ボチューン

バンダイ 1/72 ボチューン

 フォイゾン王よりゼラーナに託されたオーラバトラー・ボチューン。ゼラーナ陣営では、ビルバインを除けば最新型のオーラバトラーとなります。

 赤系のカラーリングを施されたカスタム機は、マーベル・フローズン、そしてキーン・キッスに乗り継がれました。キットはそのカラーリングを再現した成形色で、「マーベル・フローズン専用」の冠が付けられています。

 全体的に鳥の雰囲気が投影された独特のスタイリングと、やや多めの装飾が特徴で、かなり個性的な雰囲気を醸し出しています。

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バンダイ スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル

スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル

 毎年、DXトイとは異なるアプローチで好評を博している、戦隊ロボの「ミニプラ」ブランド。プロポーションと変形を両立させたり、アクション性を重視したりと、その完成度の高さから模型ファンからも一目置かれる存在となっています。

 そのミニプラの派生企画として、「スーパーミニプラ」ブランドが立ち上がり、第一弾として「戦闘メカ ザブングル」の主役機であるザブングルがリリースされました。既に第二弾の「イデオン」もリリース済みであり、順調にラインナップを拡げています。

 本流のミニプラはABS樹脂製で、対象年齢層を意識した強度が特徴となっていますが、このザブングルは一般のプラモデルと同様のポリスチレン製となっており、より高年齢層(というよりリアルタイム世代)を意識した仕様となりました。

 ミニプラらしく、変形にも気を遣っている上、未塗装(ただし、シールは使用)でもそれなりの完成品が手に入るため、満足度はすこぶる高いです。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 05 宇宙ビートル

バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 05 宇宙ビートル

 ウルトラのメカコレ第五弾は、メカコレ・ビートルの一部パーツを入れ替えた仕様の「宇宙ビートル」。劇中でも、主翼端のミサイルを取り除いたビートルに、ハイドロ・ジェネード・ロケットエンジンを装備するシーンがあり、それを忠実にキット化した形となります。

 前モデルで既に製作ポイントを押さえていたのもあって苦労はしませんでしたが、やはり付属のデカールは難しい…。今回も完全に納得のいく完成品にはなりませんでした。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ビルバイン

バンダイ 1/72 ビルバイン

 ビルバイン。ダンバイン体験者ならば言わずと知れた後半の主役機です。

 多分に商業的な要請を感じさせる「変形ロボ」ですが、私としてはその要請と世界観を巧みに止揚させた希有なデザインワークだと思う次第です。

 確かに、それまでの少々怪物的な、あるいは生物的なラインからは離れ、スーパーロボット然とした佇まいを有してはいます。しかしながら、オーラバトラーであることを主張する部分は不足なく盛り込まれていますし、何と言ってもウイング・キャリバーに変形するという点で、主役機たるをアピールし、抜群の存在感を感じさせるわけです。

 物議を醸したHGキットは以前作りましたが、今回は旧キット。変形ギミックはないものの、プレーンな設定画のトレースが心地良いシルエットを生み出しており、隠れた傑作キットだと思います。

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バンダイ ビークルモデル 002 Xウイング・スターファイター

バンダイ ビークルモデル 002 Xウイング・スターファイター

 バンダイのスター・ウォーズ商品、とりわけプラモデル群は活気がある印象ですが、そのプラモデルの新ラインである「ビークルモデル」は、小サイズの箱スケールモデルながら、その細密なモールドでスケール感を惑わせる面白いシリーズとしてスタートしました。

 スター・デストロイヤーと同時リリースとなった、このXウイングは、バンダイとしては先発の1/48や1/72といった大中型モデルを、そのまま縮小したかのような密度感で、スター・ウォーズファンや模型ファンにアピールしました。

 Xウイング自体は、スター・ウォーズを象徴するメカニックの一つであり、最新作「フォースの覚醒」でもそのマイナー・チェンジ版が登場するなど、人気の高い機体です。国内外問わず、多くのメカデザインに影響を与えました。

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バンダイ ビークルモデル 001 スター・デストロイヤー

バンダイ ビークルモデル 001 スター・デストロイヤー

 メカコレフォーマットは、遂にスター・ウォーズのメカニック群にまで拡大。シリーズ名こそ「ビークルモデル」ですが、同寸の箱(しかも上蓋の裏がインスト)に入った箱スケールモデルという点で、メカコレシリーズの一環と考えて差し支えないでしょう。

 バンダイのプラモデルにおいて、スター・ウォーズのメカニック群は、既に1/72スケールや1/144スケールにて多数のラインナップが展開していますが、そのフォーマットでは展開しづらいものも本編には登場していますので、このビークルモデルでその辺りがフォローされることを期待してしまいます。

 また、小箱スケールならではの低価格も嬉しく、さらには小モデルであることを感じさせない精密さが売りになっているということもあって、商品展開の勢いといったものを感じます。

 第一弾としてリリースされたのは、まさかのスター・デストロイヤー。確かに縮尺を決めるのが難しいメカニックです(笑)。まずは小型モデルであることを感じさせない超細密モールドで、シリーズのインパクトを感じてもらおうという配慮なのでしょう。そして、それは見事図に当たっています。

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