快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #16「仲間だからこそ」

 透真とギャングラーの怪人・マンタ・バヤーシが人格を入れ替えてドタバタを繰り広げる…という予想を覆してシリアスに展開した一編。

 ルパンレンジャー側のエピソードになると、スラップスティックな要素を持ち込んでもシリアスになってしまうという、ある意味試験的なエピソードでした。

 もうちょっと弾けても良かったんじゃないかな…と思うところもありますが、ここのところパトレンジャーにいいところを持って行かれているルパンレンジャーに、改めて覚悟の重さとかアウトローの矜持・美学といった感覚が示されたのは良かったですね。



“快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #16「仲間だからこそ」” の続きを読む

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #15「警察官の仕事」

 今回も実質パトレンジャー単独回と言って差し支えないストーリー。しかしながら、快盗も前回同様周辺をウロウロしてはいるものの、直接本人たちに会っていたりと急接近の様相を呈しています。

 一方、ギャングラーの方はほぼトゲーノ単独となり、「倒されるべき相手」以上の存在ではなくなりました。要するに、パトレンジャーによるトゲーノ攻略戦を重厚に描き、それをルパンレンジャーが目撃するという構図を押し出しているわけです。

“快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #15「警察官の仕事」” の続きを読む

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #14「はりめぐらされた罠」

 完全にパトレンジャー側のお話。ルパンレンジャーは周囲をウロウロしているだけということで、2チームを擁する企画にしては実に大胆なアンバランス構成ですが、これはこれで「大アリ」と思わせるんですよね。

 実は新ガジェット獲得エピソードでもあり、そこに至る危難をちゃんと描くところが近年のシリーズでは異色にも映ります。前後編で尺も豊富ですしね。

“快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #14「はりめぐらされた罠」” の続きを読む

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #13「最高で最低な休日」

 ごく私的な記録として、今年のGWは部屋の片付け等に負われて最低レベルの休日だったのですが、本エピソードは最高でした(笑)。

 チーム内のWヒロイン編や、敵の女幹部との共闘編といったエピソードは戦隊の定番になっていますが、敵対する別戦隊それぞれのヒロインがタッグを組むというのは、構造的に初の試みとなるわけで、新鮮味は抜群。二人の意外性を照らし出した作劇も実に良かったですね。

“快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #13「最高で最低な休日」” の続きを読む

バンダイ 1/144 & 1/350 レジスタンスビークルセット

 最後のジェダイ、Blu-rayが発売されたので見まくってます(笑)。

 ライアン・ジョンソン監督の考えたルーク・スカイウォーカー像と、ファンの期待するそれに乖離があったためか、物議を醸しました。批判百出という印象すらありましたね。

 結局ファンが求めるルーク像は、そのまま劇中のジェダイ伝説と相似であり、本編ではそれをルークの言動を通して否定しようとした…というのが本当のところ(まあ、結果的にルーク自ら伝説と化すことで「反乱の火花」を拡げたわけですが)。

 後は、レジスタンスの面々が「思いつきの作戦」にことごとく失敗し次々と危機を招く展開には、爽快感が皆無という点も受け容れ難かったのでは。その代表の一つであるホルド提督のくだり。私は提督の「困った顔で強気の姿勢」を観れば観るほど好きになっていくのですが(笑)。

 すみません。プラモの話をしないと…。

“バンダイ 1/144 & 1/350 レジスタンスビークルセット” の続きを読む

Return to Top ▲Return to Top ▲