バンダイ 1/144 ガンダムMk-II

 かなり前、HGUC初版を組みましたが、その時、旧キットについて「お世辞にも出来の良いキットとは言えませんでした」などと書いておりました。

 申し訳ございません! その認識は完全に改めます。

 RGや新版HGUCがどんどんスタイリッシュになっていくのを横目に、Mk-IIってもっと無骨だよな…と思い、ふと、数十年前に挫折した旧キットを思い出した次第。どうにかして(安価で)入手し、あれやこれやの積みプラを放置して早速製作。道具も塗料も飛躍的に進歩した現在に、それらを用いて作る旧キット。ワクワクが止まりません(笑)。



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バンダイ 1/100 ガンブラスター (ガンイージ)

 遂にRE/100でガンイージが発売されることになりましたね。MGでは訴求力が弱いMSに関しては、RE/100としてリリースするというスタンスがはっきりしてきた様な気がします。

 まだガンブラスターの報はなく、プレバンではないかとファンをやきもきさせていますが(笑)。

 ガンイージは、当時「ザク色のガンダム」というイメージで、結構驚いた記憶があるMS。後半登場のガンブラスターはその改修型ですが、本体はほぼリカラーのみという潔さも鮮烈でした。よりガンダムに近付いたカラーリングがこれまた新鮮でしたね。

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バンダイ 1/100 HG V2ガンダム

 新しいスーツV2!

 ということで、Vダッシュに続いてV2を購入していましたので、すぐに取りかかって完成させた次第です。

 地味ながら機能的でシンプルなデザインが印象的なヴィクトリーに比べ、こちらはケレン味溢れたヒロイックなデザイン。アンテナと胸部がそれぞれV字になっており、分かり易くV2の名を表しているのが特徴です。劇中でもウッソの目覚ましい能力向上と相俟って、ほぼ無双の活躍を見せたためか、かなり人気の高いモビルスーツとなりました。

 変形ギミックはヴィクトリーと比べてシンプルになっており、細かい部分が大胆に省略されたため、プラモデルにも落とし込みやすいものとなりました。その証拠として1/60のHG-Ex版では完全変形を成立させています。

 後々設定画を踏襲したMGが登場することになりますが、この旧1/100は劇中でのスタイリングをそのまま立体化したような雰囲気を持っており、V2のプレーンな魅力を味わえる逸品です。

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バンダイ 1/100 HG Vダッシュガンダム

 なんと、いわゆるガンプラを作るのって、3年ぶりくらいになるらしいです…。

 そして3年ぶりくらいのガンプラが、よりによってこの「旧1/100 Vガンダム」というところは、自ら賞賛したいポイントでございます(笑)。

 放映当時、「Vガンダム」のプラモデルは1/144のコレクションライン、1/100の中級モデル、1/60の豪華モデルというラインナップでした。1/144は全て購入した覚えがあります。当時は水性塗料等で少し塗装することはあっても、概ねパチ組みばかりでしたね。ラッカー系で全塗装を意識し始めたのは「ガンダムW」あたりからでした。

 残念ながら、1/100シリーズはその出来の良さにも関わらず、ラインナップがすこぶる少ないという欠点があり、ザンスカール側に至ってはゾリディア1体のみのリリースと、何とも寂しい結果となりました。ラインナップの充実を謳っていた1/144でも、登場機体の半分もフォロー出来ておらず(もっとも、わざとプラモ化を拒絶するようなデザインを出すなど、底意地の悪さも影響していると思いますが…)、次年度以降の主役ガンダムが1/100で揃わないといったネガティヴな影響が続くのでした…。

 さて、このVダッシュガンダムは、恐らく数年前に再販されたロットであり、たまたま在庫を見つけて購入したものです。ごく最近もVガンダムシリーズが再販されましたが、あっという間に店頭から消えたので、再評価が始まっているのかも…??

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ズワァース

 旧キットの1/72 オーラバトラーシリーズにおける最終ラインナップが、このズワァースです。

 その迫力あるフォルムから、何となくラスボス的な雰囲気で扱われるオーラバトラーですが、劇中での活躍は(黒騎士のダメさ加減もあって)あまりパッとしないもので、さらにガラバやブブリィといったオーラボンバーに「敵メカ」の座を奪われることになってしまいます。

 しかしながら、巨大なオーラコンバーターや設定画の腰を落とした独特のポーズなどと相俟って人気は高く、後にHGでもリメイクされることになりました。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ボチューン

 フォイゾン王よりゼラーナに託されたオーラバトラー・ボチューン。ゼラーナ陣営では、ビルバインを除けば最新型のオーラバトラーとなります。

 赤系のカラーリングを施されたカスタム機は、マーベル・フローズン、そしてキーン・キッスに乗り継がれました。キットはそのカラーリングを再現した成形色で、「マーベル・フローズン専用」の冠が付けられています。

 全体的に鳥の雰囲気が投影された独特のスタイリングと、やや多めの装飾が特徴で、かなり個性的な雰囲気を醸し出しています。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ビルバイン

 ビルバイン。ダンバイン体験者ならば言わずと知れた後半の主役機です。

 多分に商業的な要請を感じさせる「変形ロボ」ですが、私としてはその要請と世界観を巧みに止揚させた希有なデザインワークだと思う次第です。

 確かに、それまでの少々怪物的な、あるいは生物的なラインからは離れ、スーパーロボット然とした佇まいを有してはいます。しかしながら、オーラバトラーであることを主張する部分は不足なく盛り込まれていますし、何と言ってもウイング・キャリバーに変形するという点で、主役機たるをアピールし、抜群の存在感を感じさせるわけです。

 物議を醸したHGキットは以前作りましたが、今回は旧キット。変形ギミックはないものの、プレーンな設定画のトレースが心地良いシルエットを生み出しており、隠れた傑作キットだと思います。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・バストール

 どうもプラモデル製作のペースが落ち気味で、忸怩たる思いを抱いている今日この頃ですが、ようやくバストールが完成を見ました。

 バストールは、ガラリア・ニャムヒーという乗り手を得て、鮮烈な印象を残すオーラバトラー。ガラリアはその中途半端な立ち位置に苦悩するキャラクターであり、いわゆる「東京(上空)三部作」においてはヒロインの役割を演じています。

 そのカラーリングも相俟って女性的な雰囲気を漂わせるオーラバトラーですが、キットの方もスリムでメリハリのあるラインを巧く再現しています。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ゲド

 ダンバイン・プラモ再販祭りの喧噪も冷めやらぬ今日この頃。再販情報が飛び交う前に、オークションでほんの少し高値で手に入れたゲドを作っておりました。

 このゲドのキット、何故か「ピネガン用」と冠されておりますが、劇中では一切搭乗していなかった筈。ピネガン・ハンムが出て来る話からちょっと後に、頼りない城の守りとして大挙登場した「やられメカ」、それがオーラバトラーの元祖・ゲドでした。

 やられメカの美学と言いますか、「ガンダム」でもザクのように独特の魅力を持ったものは珍しくありませんが、このゲドも意外と人気があるように思います。もっとも、「エースパイロットの駆るザク」という類の魅力は劇中で全く披露されませんでしたから、「通好み」の範疇を出ていないわけですが。

 当時のキットとしては、1/72シリーズの折り返し地点に位置するので、それまでの反省点等を踏まえた構成になっている…わけでもなく(笑)。しかしながら、次のバストールの兆しが見えるような的確さは随所に見られます。

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秋のダンバイン祭

 ROBOT魂のコンスタントなリリースや、模型紙による作例の特集・別冊化といった動きの中、ダンバイン・ムーブメントとも言うべき現象が起きています(少なくとも私の中では・笑)。

 にわかに商品化の機会が巡ってきたダンバイン!

 旧キットを順番に製作している身としては、嬉しい限りです。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ビランビー

 旧オーラバトラーのキット群の中でも抜群の低評価を誇るビランビー。

 劇中では、バーン・バニングスにまず与えられ、その後しばらく、新たに召喚された地上人の一人、アレン・ブレディの専用機のような扱いで印象を残しました。

 鮮やかなブルーのカラーリングが施されたオーラバトラーは他になく、人間に近いプロポーションもあってスタイリッシュな雰囲気を漂わせていますが、キットの方は完成するとややだらしない棒立ち状態となり、劇中のイメージと大きなギャップを生じています。

 色々な作例を拝見すると、まずはパテ盛りや幅詰めといった形状変更から行われていますが、私にそんな技術はないので、キットのパーツを「どう見せるか」工夫するという方針で製作します。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ボゾン

 スター・ウォーズのキットを二体も経由してしまい、ようやくボゾンが完成しました^^;

 まだROBOT魂ではボゾンはリリースされておらず、HGABでもラインナップには加わりませんでしたから、現在の処、旧キットが貴重な立体物の一つとなっています。

 ところで、ダンバインの旧キットとHGABが再販されるらしいですね。車で1時間くらいかかるリサイクルショップに行ったり、オークションで落としたり、親友に頼んで買ってきてもらったりと、様々な努力をして1/72の旧キットをかき集めましたが、まさかの再販…。しかしながら、全てのキットに再販がかかる予定ではなさそうなので、無駄ではなかったと(笑)。

 ボゾンは、フォイゾン王自らが駆ったオーラバトラーとして印象に残ります。キット自体はマーベル機として発売されましたが、製作中の気分はむしろフォイゾン王専用機でしたね~。猫背気味の特異なスタイルですが、最大の特徴は「ガッシュ」という銃を携行している事でしょう。キットにはちゃんとガッシュが付属しており、劇中の活躍イメージを再現出来ます。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ドラムロ

 「オーラバトラーの続きを作る前に、R2-D2を作る」と言ってましたが、実は先日ドラムロを完成させていたにも関わらず、こちらにアップするのを忘れていました。

 というわけで、R2-D2より前に、ドラムロです。

 先日、ROBOT魂でドラムロの決定版とも言うべき立体物がリリースされました。そんな折に、このような旧キットの記事を書くのは何ともお恥ずかしい限りなのですが、まあ流れなのでご容赦の程を。

 さて、ドラムロと言えばダンバインにおける量産機の代名詞であり、またオーラバトラーを象徴する機体の一種でもあります。旧キットとしては、この1/72と1/48がリリースされており、1/48はギミック、スタイリングともに定評があります。また、当時はトイとしても複数の立体物が確認されています。人気があったかどうかは定かではありませんが、商品化の機会には恵まれていたようですね。ただし、後年のHGABではリリースされませんでした。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ダーナ・オシー

 ダンバイン以降、幸運なことに1/72オーラバトラーシリーズのキットを全て入手する事が出来ました(ただしカラーバリエーション等は除く)。

 従いまして、とりあえずナンバリング通りに製作を進めて参ります。旧キットで、しかも関節のポリパーツ化を命題としていますので、途中で辛くなったら他のキットに一時退避する可能性もあります(笑)。

 というわけで、ナンバリングとしてはNo.2となるダーナ・オシーです。

 劇中序盤では、実質的なヒロインであるマーベル・フローズン専用機として登場したダーナ・オシー。ヒロイン機とは思えない奇怪な外観がハイセンスです。

 個人的には、このダーナ・オシーとドラムロがオーラバトラーの方向性を決定付けているような気がします。また、このダーナ・オシーのおかげで、「旧キットをスタイリッシュに作らなくてもいいんだ」と思うに至りましたので、手を抜く口実となりました(笑)。

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バンダイ 1/72 オーラバトラー・ダンバイン

 レプラカーンに続いて、入手出来たのがこのダンバインです。

 どうしてもオーラバトラーを集めたくなって、色々探し回ったのですが、やはり簡単には見つからない。

 結局、アマゾンのマーケットプレイスで安価なものを見つけたので入手。何と再販品ではなく当時品で、いわゆる「第二版」の仕様でした。外箱にはバーコードがなく、当時のオーラバトラープラモのカタログが入っているという、意外なレアものでした(笑)。

 チューブ入りの接着剤まで付いていましたが、私は何の躊躇もなく作ります。

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