快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #5「狙われた国際警察」

 何でこうも毎回面白いんでしょうか。

 「○○を見たか?」シリーズを休止してしまいましたけど、こんなに面白いんだったら続ければ良かったかも(笑)。しかし、やはり現在の状況だとそれは厳しいので、こちらで軽く続けさせて頂きます。

 今回は遂に魁利と圭一郎の明確な直接対決が描かれ、これまで流れの中で何となく牽制し合っていた両者の雰囲気が、一気に変化しました。

 国際警察がルパンコレクションを扱っていることに関して、劇中で意外に早く言及され始めたのも驚きでしたね。やはり1クールごとを目安に、物語の区切を付けていく意図があるのかも知れませんが、果たして…?



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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #4「許されない関係」

 今回も抜群の面白さ。前回が一応のところ透真編だったのに対し、今回はつかさ編。

 既につかさの隠れた性癖(?)は何となく予想されていたとは言え、サブタイトルから受けるミステリアスな雰囲気は見事に裏切られ(笑)、コミカルなシーンを伴う良質な刑事モノとして成立していたのは素晴らしかったです。



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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #3「絶対に取り戻す」

 初回のテンションを保ったまま突っ走ってくれますね~。何が素晴らしいって、両戦隊のポジショニングですよ。

 パトレンジャーは勧善懲悪のカリカチュアライズと、ステレオタイプなライバルチーム、そしてサイエンス系戦隊のハイブリッド。

 ルパンレンジャーはアウトロー風のポリシーを掲げるベビーフェイス、そこに親和性の高いファンタジー系戦隊の雰囲気をプラス。

 序盤で既にこれらの匙加減が存分に活かされる形になり、ストーリーテリングとギミックのバランスの良さに感嘆させられます。



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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #2「国際警察、追跡せよ」

 今回も抜群の面白さ。基本的にパトレンジャーのターンでしたが、ルパン側の主張も多く盛り込まれていて、やはり全体的に情報過多な感もありました。しかし、ちゃんと整理されていて理解できる構成になっているのは凄いですね。

 日曜日にインフルエンザに罹患してしまい、今日ようやく書くことができます…。

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バンダイ 1/12 BB-8 & R2-D2 (R4-G9)

 積みプラ消化! ということで、「フォースの覚醒」当時に盛り上がって買ったBB-8とR2-D2のキットを、「最後のジェダイ」公開の約2ヶ月後に作って完成させました(笑)。

 BB-8は、最新三部作のマスコットキャラ的なアストロメク・ドロイドとして登場。無表情なアストロメク・ドロイドが多彩な動きでその感情を表す様は、R2-D2からの伝統芸ですが、BB-8はそこにさらなる「可愛らしさ」を付加して、よりアイドル的な人気を獲得させる意図が垣間見られます。そして、それは概ね成功していると言えるでしょう。

 「フォースの覚醒」では、その懸命な姿がユーモラスに描かれましたが、「最後のジェダイ」では、R2-D2と同様に有能なドロイドとしての地位を確立。その活躍振りには目を見張るものがありました。逆にR2-D2の影が薄くなってしまったのは寂しいところですが、それも戦略の内なのでしょう。

 当キットは、BB-8単独だとさすがにボリューム不足ということで、R2-D2とセットになっています。しかし、R2-D2は以前別のキットとしてリリースされていて、特に仕様変更もないため、ダブってしまいます。

 そこで今回、R2-D2はR4-G9として作ることにしました。R4-G9は「シスの復讐」の中盤以降でオビワンと行動を共にしていたアストロメク・ドロイド。スター・ファイターに頭部だけを出した状態で埋まっているため、全身像は劇中に出てきませんが、設定資料(?)自体は探せば見つかるので、何とか再現を試みました。

 「新たなる希望」で「わしはロボットなど持ったことはない」というオビワンの言を、見事に翻した有能なドロイド(笑)。マイナーなのか、立体物が少ないので、こうして完成すると嬉しさもひとしおです。

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #1「世間を騒がす快盗さ」

 新シリーズ開始!

 やっぱり戦隊の第1話はパイロット版を兼ねているだけあって、詰め込み度と面白さが半端ない!

 正直、テンポが早すぎて頭の整理が追い付かないシーンも多々ありましたが、スタイリッシュ VS パワフルという言葉が相応しいような、両戦隊のコントラストが見事でしたね。

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バンダイ ビークルモデル 010 Aウイング・スターファイター

 Aウイング・スターファイターは、その平べったい特異な形状が他のスターファイター群と趣を異にし、コアな人気を得ているメカニックです。

 グレーを基調とする各種メカニック群の中にあって、明るいホワイトがベースカラーとなっているのもユニークで、何となく牧歌的な雰囲気を漂わせています。

 いわゆる本編映画の中では、登場作品が「ジェダイの帰還」のみということもあり、シリーズのアイコン的な存在であるXウイングあたりと比べると、かなりマイナーな部類に入るとは思います。ジェダイ・スターファイターと共に、ビークルモデルのラインナップの幅を拡げるための試金石なのかも知れませんね。スター・ウォーズにはまだまだ沢山のメカニックがあるので、是非拡充路線を突っ走って欲しいところではあります。

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バンダイ 1/12 キャプテン・ファズマ

 「フォースの覚醒」で、ストームトルーパーの指揮官として登場したキャプテン・ファズマ。そのメッキ処理された煌びやかなアーマーと、一際目立つ長身が非常に格好良く、果たしてどのような活躍を見せてくれるのかと期待を煽りました。女性のヒールキャラという点も、新世代のスター・ウォーズ到来を感じられる要素の一つでしたね。

 ところが、本編では登場シーンも少なく、ダストシュートに投げ落とされたと思しき末路(そうしようと相談するセリフがあったのみ)を辿るという、何やら不遇なキャラクターに…。

 勿論、そのままでは終わるはずもなく、「最後のジェダイ」にも登場。今度は剣戟を伴う一大バトルが繰り広げられ、さらにはマスクの一部が破損して美しい素顔の一部が見られるなど、前作よりは良い扱いになりました。しかしながら、やはり他のメインキャラクターと比べて印象は弱く、なんとか次作にも登場して挽回願いたいところです。

 このキット自体は「フォースの覚醒」公開時のもので、随分長く積んでしまいました。ファズマは「最後のジェダイ」版のキットも既にリリースされていて、そちらには新武器も付属しています。

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バンダイ ビークルモデル 009 ジェダイ・スターファイター

 最後のジェダイも公開され、物議を醸すスター・ウォーズシリーズですが、その勢いでようやく次のビークルモデルに着手できた次第です。

 ビークルモデルの第9弾は、デルタ7型のスターファイターで、通称ジェダイ・スターファイターと呼ばれるものをキット化。それまで、エピソード4〜7のメカニックを中心に展開してきたビークルモデルですが、突如エピソード2からの商品化とあって、結構なインパクトでした。

 劇中では、オビ=ワン・ケノービが操縦して惑星カミーノを訪れ、ジャンゴ・フェットとバトルを繰り広げた後、壮絶な追跡劇を展開。くさび形のシャープな単座式戦闘機と、リング状のブースターが分離・合体するギミックは、プリクェル・トリロジーならではの魅力と言えます。

 コクピット周辺に関しては実物大のプロップも存在しており、赤いR4-P17の可愛らしさと相俟って強い印象を残しています。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 13, 14, 15 ウルトラホーク1号 α号, β号, γ号

 ウルトラホーク1号は既にメカコレでリリースされていますが、なんとウルトラ警備隊メカのリリースが一通り終わった後に、そのホーク1号を分離状態でリリースするという離れ業を展開!

 確かにホーク1号を構成する三機は、別々のメカとしても魅力的。しかも、合体して一際大きなホーク1号を完成させることができるということで、ファンとしても納得のキットとなりました。

 劇中でも、ホーク1号の分離状態と合体後では別々のミニチュアが用意されており、当キットでは分離状態のミニチュアを再現。先の一体型とは細部のディテールが色々と異なっています。そういったマニアックな面でも納得の内容となっていました。

 ホーク1号の合体ギミックを活かしたエピソードの最右翼は、キュラソ星人の話でしょう。ウルトラセブンは殆ど登場せず、ホーク1号の機能性を巧みな操演で描写した必見の一編となっています。セブンの初期エピソードが、メカニック描写を重視していたのを物語っています。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 12 ハイドランジャー

 マグマライザーに続いてリリースされたのは、ウルトラ警備隊メカ最後の砦とも言うべきハイドランジャー。まさかハイドランジャーがリリースされるとは思いも寄りませんでしたが、科特隊の潜航艇が発売されたくらいですから、当然と言えば当然なのかも知れません。

 さて、ハイドランジャーの活躍は…と考えてもにわかには思いつかない私でありますが、キングジョーの話とノンマルトの話が代表的でしょうか。まあ、ウルトラセブン本編中では、かくもマイナーなメカニックなのですが、「ハイドランジャー」という語感の格好良さが強く印象に残るのもまた確かです。

 このハイドランジャーも資料が乏しく、今回も基本的に箱絵のとおりに塗装することになりました。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 11 マグマライザー

 ウルトラマンに登場したベルシダーに続き、ウルトラセブンにも地底戦車が登場。それがこのマグマライザーです。

 ドリルが大きく主張し、いかにも「掘り進む」ことをビジュアル化したベルシダーのデザインに比べ、マグマライザーはより戦闘的な方向に振ったような感覚になり、逆に掘削機械としてのリアリティは失われている感も。しかしながら、劇中ではそのあたりを巧く回避して描写され、レーザーで岩盤を破壊するなど、このデザインを活かす特撮が実に格好良いわけです。

 キットを眺めると、他のウルトラ警備隊メカと同様に、ハイブリッドメカとしてデザインされていることが分かります。前部は未来機関車のイメージでまとめられ、後部にいきなり現用兵器たる戦車の無限軌道がくっ付けられています。極端な話、同じウルトラセブンに登場する恐竜戦車と同様の語法なわけで、正に「作ってみると分かる」というプラモの醍醐味を味わうことができました。

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バンダイ メカコレクション 仮面ライダーシリーズ 03 バトルホッパー

 仮面ライダーのメカコレ第3弾は、4号ライダーことライダーマンをすっ飛ばして仮面ライダーBLACKのバトルホッパーとなりました。

 かつて、「ENTERTAINMENT BIBLE」というマニア向け書籍のシリーズがあり、仮面ライダーもラインナップに加わって非常に質の高い資料として重宝しましたが、そのシリーズもスカイライダー〜ZXをすっ飛ばしてBLACKを上梓したという経緯があり、今回もその悪夢が蘇ったとか蘇らなかったとか(笑)。

 冗談はさておき、BLACKは新体制のスタッフによって制作された全く新しい仮面ライダーとして、鮮烈な印象を残しました。現在でも高い人気を誇り、特に終盤になってようやく登場するシャドームーンとの、悲劇的な対立構造がファンに評価されています。

 個人的には、様々な知識を身につけた後に出会った初めての仮面ライダーであり、好きの度合いは別として、非常に印象深いシリーズでもあります。

 バトルホッパーは、バッタそのもののデザインが強烈でした。アマゾンライダーのジャングラーに通ずる語法で組み立てられ、BLACKの世界観に合わないなぁ…というのがファーストインプレッションです。しかし、正にバッタの化身として描写されるBLACKと完全にシンクロし、生体メカという鮮烈な設定と相俟って、その魅力を増していくのに時間はかかりませんでしたね。

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バンダイ メカコレクション 仮面ライダーシリーズ 02 ハリケーン

 メカコレの仮面ライダーシリーズも順当にラインナップを重ねており、既にこのハリケーンの後に仮面ライダーBLACKのバトルホッパーがリリースされ、まずは人気の高いものを…という意図が伺えます。

 マニアというほどでもないファンからしても、ライダーマンマシンやクルーザー、ジャングラーにカブトローといったラインナップを期待するところではないかと思いますが、とりあえず初期ラインナップの掴みとしてはかなり良い印象です。

 仮面ライダーV3は、仮面ライダー第100話を記念した番組の大胆リニューアルという側面のある、シリーズ中でも特異なポジションにあるコンテンツですが、現在では3号ライダーという肩書を遥かに超越するメジャーな仮面ライダーとして、その地位を確立しています。

 ハリケーンというマシンにしても、主役のV3と同様、前作に比して派手なカラーリングが施され、そのキャラクター性を強調しています。ただ、劇中ではオートバイ戦よりもV3個人の数多い特殊能力をフルに発揮した肉弾戦に主眼が置かれ、ハリケーン自体の印象は前作のサイクロン等に比べると、少々弱くなっているような気がします。それでも商品化の機会には恵まれているわけで、やはり高い人気を誇るマシンということですね。

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バンダイ メカコレクション 仮面ライダーシリーズ 01 新サイクロン号 (2号 Ver.)

 メカコレ 新サイクロン、当然の如く二つ購入しました。二つ目は勿論2号ライダー仕様にするためです。

 とはいえ、実車の細かい差異を再現するのではなく、ただライダーの塗り分けをするだけですけど…。

 伝統的に新サイクロンの2号バージョンがリリースされることは稀で、今回もオンライン販売限定とかかな…と思っていたら、どうやらライダーファイトのポーズをとったバージョンで一般発売されるとかされないとか。

 それはそれとして、ライディングポーズで揃えたいことに変わりはないので、やはり作って(塗って)良かったと思う次第です。

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